14.09.05

「当事者の体験談を聞こう!!」講演会

 当校にて、平成26年5月30日、「当事者の体験談を聞こう!!」 というテーマで、富山県車いすツインバスケットボールクラブの松井 秀一さんにお越し頂きました。松井さんには、受傷するまでの生活や受傷してから今までの生活、また、その中でどのように障害を受容されてこられたかをお話頂きました。また、ツインバスケットボールの活動のことや日常生活で行っている工夫、そしてこれからの夢なども語って下さいました。

 

 

<学生の感想>

私が一番印象に残っているのはコミュニケーションが大切だということです。私自身、コミュニケーションをとることが少し苦手で患者さんと接する際、何を話したらいいのかいつも悩んでいました。この講演で、笑顔でコミュニケーションをとることが重要だとお聞きしとても共感しました。無愛想な人よりも笑顔の人の方が親近感がわき、自然に会話が弾んでいきます。私もこれから先、実習や様々な場所で人と関わる時、笑顔を絶やさないということを大切にしたいと思います。
また、実際に当事者の方がどのように自助具を工夫し、それを用いてどんな生活をしておられるのか、残存機能をどのように活かしているのかということについて詳しくお話を聞くことができました。座学ではイメージがわかなかったことも学ぶことができ、これからにつながる貴重な体験となりました。

作業療法学科3年生 富樫 愛那