16.10.20
当事者と語る
平成28年8月10日に、フォトグラファーの上田 哲さんにご講演いただきました。
上田さんは脳性麻痺のため電動車いすを利用しながら、四季折々の風景を写真に収め、毎年、写真展の開催やカレンダーも発行されています。
写真を撮りたいが、シャッターを押すことに困っていたとき、作業療法士がかかわり、シャッターを足で押せるよう工夫してもらい、世界が広がったとおっしゃっておられました。学生も、作業療法士の関わりの実際を身近に感じ、充実した時間を過ごしました。
<学生の感想>
好きな写真を語る姿がとても情熱的だった。各地を回り、自分の感性でシャッターをきる。とても素晴らしい。たとえ障がいを持っていても、自分のやりたいこと、熱中できることを見つけ、生き生きと生活している。それを見つけることが重要だと感じた。
(1年 男子)
写真を見て、上田さんの感性の素晴らしさを感じながら、その中でのOTのかかわりを考え、改めてOTが何をできる職業か、その役割を再度考えることができる良い機会となった。
(4年 女子)