18.01.15

卒業生リレー(4)

 前回の8期生 高瀬 悠貴(たかせ ゆうき)さんからのリレーを受け取ったのは、滑川市にあるグループホームほたるの里に勤務されている10期生 池亀 利紗(いけがめ りさ)さんです。

 

グループホームほたるの里での仕事

 グループホームほたるの里では、介護福祉士として入居者(認知症高齢者)の生活支援をされています。入居者の方々は、認知症や加齢・病気による体の不自由に伴い入浴動作や食事動作など難しくなったり、生活への不安や憤りを感じることがあります。

 池亀さんは、身体面の支援だけでなく、精神面の支援もされておられます。また、入居者一人ひとりが家庭的な環境の中で、掃除や洗濯、食事の準備、針仕事など得意なことを活かせるような機会を提供し、安心・イキイキとした生活につながるように支援されているそうです。

 

介護の魅力を実感

 介護の仕事をして改めて介護の魅力を感じることが多いそうです。池亀さんは、「介護の仕事は、利用者を支える印象が強いけれど、むしろ私たち介護する側も支えられていることが多くあります。先日も、私が悩んで落ち込んでいると入居者さんが寄り添ってこられて『どうしたの、大丈夫』と優しく声をかけてくださいました。」と述べておられます。

 また、「入居者の方々とともに生活を送る中で、入居者のできること、得意なことなど新たな発見があり、毎日が新鮮で楽しい」と言っておられ、介護の魅力を日々実感されておられるようです。

 

プライベートの充実

 一方、プライベートでは、音楽が大好き(特にロックバンドbacknumber)で、休暇に合わせて県外までライブを観に行かれるそうです。また、本学科の同級生とランチに行き、近況報告など親交を深め、仕事と休暇ともに楽しく充実した日々を送っておられるようです。

 

 

      <入居者と一緒にごぼうのささがき中>

 

<一緒に家の中を散歩>