20.10.14

認知症についてみんなで考える~高岡高等支援学校~

9月15日(火)、当学科の教員が高岡高等支援学校に出講しました。

2・3年生を対象に「知ろう!認知症のこと。やってみよう!認知症の人との関わり」というテーマで、認知症のイメージ、認知症患者の思いや関わり方について講義や演習を行いました。

 
生徒の皆さんに講義する
中嶋先生
 
 

前半の講義では、「その人の思いを大切にする」「本人の正面から声をかけよう」「間違ったり、失敗したりしても怒らない」など認知症の人への関わり方について話しました。

生徒の皆さんは、教員が質問を投げかけると積極的に答えてくれました。

 
 質問に対して
解答する生徒の皆さん
 
 

 

後半は、認知症の関わり方について演習を行いました。

教員が認知症患者を演じ、生徒の皆さんには認知症患者とどのように関わればよいのかを考え、実践してもらうという演習でした。

皆さん、身振り手振りを交えて声掛けをするなど、工夫しながら取り組んでいました。

ある生徒さんが「どうしよう」と困っていると、他の生徒さんがアドバイスをする場面もみられ、お互いに協力しながら、一つひとつの場面で認知症の人との関わり方を実践しました。

 
認知症の人の思いを
聴こうとする生徒さん
 
 
 
認知症の人に対して、
正面からの声掛けを
意識する生徒さん