21.02.08

高校生に最新介護技術を出前講座!

1月19日(火)に桜井高等学校へ赴き、生活環境科の3年生を対象とした「介護とはなにか。介護の現状とこれからの介護」の授業を行いました。

授業を始める前に、生徒の皆さんに「介護に対するイメージ」を聞いたところ「病気や障がいを持った人のお世話をする」「介護は大変そうだ」「給料が安い」と言う意見がでました。

その意見をもとに「介護とはなにか」「介護福祉士と看護師の違い」「誰もが介護をしなければならない現状」「介護福祉士の給料がこれから増大していくこと」についての授業を行いました。

 

実技では、ボディメカニクス(身体の負担を少なくする方法)を使った介護技術を見学してもらい、これから更に普及する介護ロボットを操作して安楽な介護方法を体験してもらいました。

 

新型コロナウイルス感染症対策を徹底したため、生徒同士が接触する介護技術体験は行えませんでしたが、これからの介護現場で急増する介護ロボットやICT、AI等のテクノロジーを使用した「これからの介護方法」を学んでいただいたのではないかと思います。

 

講座終了後、生徒の皆さんから、

・「介護は他人事ではない」ということがわかった。

・どんな職業に関わらず、介護に携わらなければならない未来が待っていることがわかった。

・介護とは「その人らしく、その人の思いで、より良い生活を支援する」ことであり、これは医療・福祉

 関係の仕事に就く人にとって、とても大事だと思った。

・いろいろな道具や機械があり、介護がとても楽になると感じた。

・介護は知識・技術だけではなく、相手のことを理解するという気持ちが大切であると思いました。

その他、多くの感想をいただきました。

 

ボディメカニクスについて説明 介護ロボット操作を体験