21.12.09

医療的ケアⅡ ~経管栄養~

介護2021年度 第23号

 

介護福祉士も医療的ケアの "経管栄養″ と "喀痰吸引″ を行います。

今日は医療的ケアのうちの〝経管栄養″について学びました。

経管栄養とは口から食事をとることができない、あるいは摂取が不十分な人胃や小腸にチューブを挿入し栄養や水分を取り込む方法です。

 

まずは消化器系のしくみと働きから学び、経管栄養の方法から感染対策、リスク管理まで、さらには利用者や家族の気持ちについて学習しています。

まずはマネキン人形で演習の準備をします。

 



 経管栄養の演習準備をしています

 




経管栄養の演習に必要な備品


演習準備完了

 

 

次は経管栄養の栄養剤の準備です。

  栄養剤や必要備品の準備
栄養剤のリストを見て確認中

  栄養剤の種類や濃度の確認を行っています

 

栄養剤の注入速度:滴下(てきか)速度は安全のためにも重要です。

注入速度が速すぎると下痢を起こしたりします。

滴下速度を計測して調整中
1分間の滴下数を計測

 

実際にマネキン人形の鼻から栄養剤を入れるので、管でバケツに排出します。

 

【 学生の声 】


◇ 経管栄養の演習を終えて

  •  ・方法が分かるとやる喜びがある。
  •  ・難しいけどやりがいがある。
  •  ・清潔・不潔の区別が難しい。
  •  ・医療職の大切さがわかった。

◇ 演習を経験する中で

  • 友達同士で一人一人できないところを教え合い、助け合いながら、みんなでレベルアップしている!!