21.09.03
就職試験に向けて ~面接試験の練習~
介護2021年度 第16号
今年度で卒業予定の2年生は、就職活動を開始しています。
就職活動では、自分の思い描く介護福祉士として働くため、まずは数多くある施設の中から自分の理想に合った施設を探し出します。
次に、その施設を見学させていただき、履歴書を提出、その後、就職面接を受けます。
当学科では、教員による履歴書の添削や面接指導など、学生の道が開けるよう就職活動も全面的に協力しています。
この日は、ハローワーク滑川の方にお越しいただき、面接試験に向けてご指導いただきました。
入室後、自己紹介をして席に座るまでの流れについて指導を受けています。
出入りの仕方もやってみると意外に難しいです。
一通り習ったら、本番さながら一人ずつ通しでやってみます。
さあ、スタートです。
(模擬)面接官との面接ですが、かなり緊張します。
今回の学びが本番で生かされ、皆さんが希望する施設に就職できることを願っております。
21.08.30
富山県総合防災訓練に参加しました!
21.08.06
半身まひの杖歩行の介助 ~リハビリテーションの視点から~
介護2021年度 第13号
◇杖の長さを決める
杖を使うことで、都合の悪い足にかかる体重を減らして自分の足で歩くことができます。
杖をつく側の肩の負担を少なくし、安全に効率よく歩くために、対象者に合わせて適切な杖の長さを決めます。
◇T字杖で歩く
左足にあまり体重をかけられない設定で歩きました。
体が右に傾き、かなり歩きにくかったです。
半身まひの方のなかには、足首が動かせず、つま先が上がらない
ために歩けないことがあります。
そのときには膝下の足首固定用の装具(短下肢装具)をつけます。
これは本人専用の装具で、ポイントはきちんと奥まで踵を入れ、
ベルトを締めることです。
◇T字杖と短下肢装具を付けて階段を下りる
T字杖と短下肢装具を付けて階段を下りましたが、バランスがとりづらく怖く感じました。
介助者の立ち位置も学びやってみました。
21.07.30
起こす支援方法を学ぶ ~リハビリテーションの視点から~
介護2021年度 第12号
◇リラックスして寝る
介護対象者が横になる際、少しでも寝やすいように、またリラックスできるよう私たちは支援をしています。シーツのしわはもちろんですが、枕を適切に当てることの大切さや手足の位置を確認しています。
◇寝返り ~起き上がりのための準備~
上体を起こすことで、見える世界が広がり様々な活動につながります。
起き上がり介助の過程で重要な寝返りについて、対象者と介護者の双方がより負担の少ない方法を学習しました。
ポイントは、てこやトルクの原理、ボディメカニクス(骨格や筋肉などの相互関係で起こる身体の動きのメカニズム)を応用し、寝返りのために体とベッドに接する面積を少なくします。
具体的には、対象者の片方の腕をお腹に載せたり、てこを利用して膝を曲げたりします。
☆対象者の膝を曲げる
☆腕をお腹に載せる
◇立ち上がれない方をベッドサイドから椅子へ移す ~トランスファーボードの利用~
足が不自由で自分で立ち上がってベッドから椅子に移れない人をトランスファーボードという福祉用具を利用し介助します。トランスファーボードをお尻の下に敷き、その上を滑らすことで介護者の負担も少なく ‶あっ"という間に椅子に座れました。
21.07.09
障害とリハビリテーションⅡ「食べる機能と食事介助」
介護2021年度 第11号
「障害とリハビリテーションⅡ」では食べる機能を体験しながら学び、さらには障害体験をしたうえで、改めて適切な介護方法を学んでいます。
まずは、食べるしくみと食べる姿勢について資料やビデオを見てもう一度学習しました。
食べ物が器官に入りそうになりむせているところや、実際に器官に入りこむ誤嚥もビデオで確認しました。
次に、いざ体験です!
①実際に口に入れるところから、かみ切る、かみ砕く、飲み込むときの口や舌の動きを考え
ながら食べてみました。
②障害の設定をして食べてみました。
・噛んでいる最中に舌をあまり動かさないと、ビスケットの粉々が歯にくっついたままでした。
・飲み込むときに口を閉じないと、飲み込めない。
・飲み込むときに舌が持ち上がらないと、のどの奥に送り込めない。
・ヨーグルトを口に入れると舌を舟のように丸めないと飲み込めない。
③友達に学んだ介助方法で食べる介助をしました。
一番難しかったのが、水を飲ませる介助です。
飲む側:水が一気に入り込み、むせないか心配…
介助者:カップをどこまで傾ければいいのか、ドキドキ
スプーンを口の中のどこまで入れて、 どのタイミングで引くのかが思ったより難しい |
右の半身麻痺になった場合を想定しての介助 |
21.06.30
介護総合演習Ⅲ~訪問介護実習に向けて~
介護2021年度 第10号
訪問介護実習では、訪問介護の依頼者のご自宅に伺い支援を行います。
そのために必要な介護技術を1年生で学び、2年生の介護総合演習Ⅲで実践力を養っています。
今回はそのうちの掃除と調理についてお伝えします。
~掃除編~
"畳の目に沿って、拭き掃除や掃除機をかける“ と基本的なことですが、大切なことなので再度確認しました。
~調理編 いも餅とガレット~
介護福祉士は訪問介護の依頼者の食を支えるために、台所をお借りして調理をします。
野菜を洗う、切る、炒めたり、焼いたりの一連の流れを再確認しました。
今回はジャガイモのおいしさを生かして、学生Y家のメニューのいも餅とガレットを作りました。
21.06.15
福祉と英会話 ~「ジェスチャーゲーム」~
介護2021年度 第9号
「福祉と英会話」の講義では、福祉現場で役に立つ基本的な英会話を学んでいます。
講義は基本的に英語で進められます。
最初は先生の英語が聞き取れるか緊張していましたが、ジェスチャーを交えながらの講義なので何とか理解できたようです。
それでも理解できないときは、先生が日本語で助けてくださっていました。
また、英語で話すことに抵抗がなくなるよう、いろいろな工夫をしてくださっています。
この日は「ジェスチャーゲーム」を行いました。
カードに書かれたお題をジェスチャーで伝え、当ててもらうゲームです。
もちろん回答は ‶英語“ です。
みんなの前でのジェスチャー、ちょっと恥ずかしいですが、勝敗がかかっているので必死でした。
次第に抵抗感もなくなり、みんな楽しく学べたようです。
~今日は習った英語を掃除の時間に使って、楽しみながらきれいにしました~
という学生の声も聴かれました。
少しでも話せるようになるといいですね。
先生自ら、ルールをジェスチャーで熱演 |
いかにわかりやすく演じるかがポイント! |
‶テーマ:Let’s dance″恥ずかしさも隠して奮闘 先生からも熱い激励!! |
うまく回答できて思わず ‶にんまり″ |
先生も出題者と一緒にジェスチャーで応援 |
21.06.08
生活支援技術Ⅱ「屋外での移動」
介護2021年度 第8号
初夏の風薫る日、屋外へ車いすで散歩に出ました。
2人ペアでいざ出発です。
学校周囲は緑も多く、道も広く楽しみです。
公園の緑がとても気持ちよく、少し大きくなった苗に力強さを感じ、散歩の良さを感じました。
気がついたこと!!
・アスファルトは意外にも平らでなく凸凹しているので座っていても体が揺れて乗り心地が良くない
所がありました。
・坂道を上るのは力が必要で、大変でした。
学生の声
・気持ちがいい、最高。みんなで出かけると楽しい!
・是非、かかわった方と一緒に風を感じに、散歩に出かけたい!!
上り坂!! |
スポーツ・健康の森公園 ランニングコース
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21.05.24
介護過程実習(2年生)が始まりました
介護 2021年度 第7号
2年生が高齢者施設等で2週間の実習を開始しました。
実習指導者と学生が一緒に受け持ちする方を決め、その方らしさを維持しながら生活しておられる状況を理解する目的で行っています。
具体的には、その方の生活の様子や工夫していることを知り、生活のしづらさを見つけ、支援方法を考えていきます。
ご本人のできることを大切にして見守りながら、できないところを介助します。
部屋を訪問し起きていただき、大ホールへの誘導を行ないます。
安全に起き上がられるかを見守っています | 背中に手を当てさりげなくサポート |
食事介助の方法は1年生の実習で行いましたが、
一口量や口にスプーンを入れるタイミングなど気をつけることが多く、少し緊張します。