作業療法学科

HOME > News & Topics > 作業療法学科

作業療法学科の一覧です。

20.01.31

作業療法士国家試験の受験勉強、真っただ中!

3年生は、現在2月23日の国家試験に向け猛勉強中です。

基礎医学、臨床医学、作業療法学の膨大な範囲のため、1日約7時間勉強しています!!
グループで取り組む学生、個人で取り組む学生、自分が集中できるスタイルに合わせて行っています。

残り1か月余り、体調に留意しながら後悔のないよう励んでください!

 




 

20.01.31

学外実習でのレクリエーション

2年生が「老年期作業療法治療学」の授業の一環で3日間の学外実習に行ってきました。

場所は滑川市にあるデイサービスです。開放的で、景色もよく、職員さん方の温かいご協力もあり、とても充実した実習になりました。

 

学生は、①利用者の方と良い関係を築くこと、②レクリエーションの企画と実施すること、③利用者の方の日常生活について知ることを目標として実習に取り組みました。

3日間だけの校外実習でしたが、最後の日には泣いて別れを惜しんでくださり、学生にとっても貴重な体験となりました。

 

来年からは本格的な実習が開始します。今回の実習を自信につなげ、役に立つ作業療法士に成長してくれるよう祈っています。

 


 

20.01.31

学生交流学習会の様子

今年も富山市のまちなか診療所の三浦先生、当校の理学療法学科卒業生の堀田さんにお越しいただき、作業療法士、理学療法士、看護師、介護福祉士の4職種で対象者の方をサポートする多職種連携支援について学びました。

サポートの必要な対象者を例に挙げて、生活する上で十分に出来ていないことを支援するために、目標の共有、役割分担を意識してディスカッションしながら学びます。
例年、学生の成長が感じられる楽しみな行事で、アンケートでは学生の前向きな感想が聞かれます。

 

<作業療法学科学生の感想>

・作業療法は対象者の今後の生活について、身体機能面から価値や役割、習慣など全体的にとらえて

 利用できる環境も総合的にアプローチしていくことが分かった。

・急性期では、患者さんの不安な気持ちや回復の見込みなども考えなければいけないので、思いに

 寄り添いながら目標や治療を行うことが必要と思った。

・他の職種では、それぞれ患者さんのニード(希望すること)に合わせた考え方が異なるので、交流

 してお互い意見交換をしながら患者さんの思いに沿った治療やリハビリテーションを行うことが

 大事だと思った。

・今日の経験を臨床で生かして、他部門とも協力して対象者さんにより良い医療を提供できる作業療

 法士を目指したい。

19.11.12

メンタルヘルス講座 ~テーマ「ストレスコーピング」~

富山県精神保健福祉協会が開催している、「職場における心の健康出前講座」を利用して在校生に講義していただきました。講師は、川田クリニックに在籍しておられる公認心理師の石黒先生です。

1時間の短い講義の中で、心の健康を保つための様々な視点や技術を紹介していただきました。

すぐに始められる心の緊張をほぐす体操も教えていただき、これから実習に向かう学生、国家試験に向けて学習中の学生のストレスの軽減に役立ちそうです。

 

 

 

19.11.12

第22回【大福祭】富山医療福祉専門学校 学園祭~テーマ「未来に繋ぐ」~

9月21日(土)に当校の学園祭である大福祭が行われました。

今年度のテーマの「未来に繋ぐ」は、元号が平成から令和に変わり、時代とともに変革していくものもあるけれども、当校の伝統と医療・福祉の精神は変わらず受け継いでいこうという志のもと、実行委員をはじめ学生が中心となって企画・運営をしてきました。

 

     “開会式”大福祭の始まりで~す

 

模擬店では、おにぎりやフランクフルト、カリカリポテト、31アイスクリームなどを販売し、みなさん小腹を満たしていました。(写真は開店前ですが、当日は大盛況でした)

 

 

イベントでは缶積み大会や腕立て伏せ大会、マジックショー、ライブなど様々な催し物があり大変盛り上がりました!!

腕立て伏せ大会で女性の1位はなんと42回でした。なんと作業療法学科の学生です!!華奢に見えますが、力はあります。将来、頼もしい作業療法士になれそうです。

 

 

“缶積み大会” クラス対抗で先生も入り真剣でした。焦ると積みあがらずみんな必死でした。最高は12個でした。

 

最後に、協賛して頂いた企業・施設の皆様、模擬店にご協力いただいた飲食店の皆様、参加していただいた地域の皆様に心よりお礼申し上げます。

 

19.10.23

今年度最後の症例報告会

 

10月で3年生のⅢ期の臨床実習が終了し、症例報告会が開催されました。

自信をもって発表する学生も多く、また学生からの質問も多く、頼もしい限りです。

自分の臨床実践を振り返ることはスキルアップに最も有効な手段です。

ぜひ、継続してほしいと思います。

19.09.17

ものづくり体験教室

今年も8月に公開講座「ものづくり体験教室」を開催しました。

 

Aコースはタイルモザイクでコースター、Bコースは革細工でキーホルダーや小物入れを作りました。

一人一人の個性が表われたオリジナルデザインで、色もとても素敵なものばかりでした。

いろいろ体験して欲しいという気持ちから、必要な時だけ少し手助けする以外は自分で作ってもらいました。

 

 

 

Aコース:タイルモザイクでコースター

自分で割ったタイルを自分の感覚で並べた色彩豊かなコースターが出来上がりました。

 

 

 

Bコース:革細工でキーホルダーや小物入れ

革に自分の思い描くデザインを刻印で打っていきます。

革細工の金具を自分で付けることで、喜びの声を聞くことも!

作業療法学科の学生も手伝ってくれました。

 

 

定員に達してしまい、今回参加していただけなかった方々が多数いらっしゃったのが心残りです。

参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

 

19.08.07

作業治療学Ⅱ(身体障害領域 中枢性疾患)の授業の様子②

身体障害領域の『作業治療学Ⅱ』の講義風景を7月4日に続いてお伝えします。

 

講義内容は前回お伝えした通りで、脳卒中(血管が詰まったり破れたりする病気)で半身がまひ(体の半分が動きにくい、または動かなくなる)した場合の腕や手の回復方法を学んでいます。

 

この日は、まひした腕に作業療法士が刺激を与え、少しでも動くようになるような回復方法を学習しました。患者さんの手の向きや刺激を入れる方向や強さのポイントを学ぼうと試行錯誤しています。

 

19.07.29

卒業生インタビュー

卒業生の山本さんにお話を伺いました。

 

1、働いている施設について

若いスタッフが多く、毎日みんなで切磋琢磨している職場です!いろいろな勉強ができる職場で、力量は相当つけられると個人的には感じています。
また、2年前から患者さんの笑顔を引き出し、癒し効果を狙い、ヤギを医療スタッフの一員として採用している個性ある病院です。
すべては患者さんとそのご家族のため、最強の回復期病院を目指してみんな全力を尽くしています。

 

2、作業療法士でよかったと思う瞬間は?

患者さんが退院されていくときの笑顔が一番!
入院されて何もできなくなっていた患者さんが、自立して生活ができるようになった瞬間も作業療法士でよかったと思えます。

 

3、学生時代の思い出

とにかく3年目までは仲間と遊んでいたことが楽しかったですが、何より記憶に残っているのは、みんなで国家試験会場に向かった時のことです。
もちろん、国家試験の勉強をしていたことも思い出として残っています。模擬試験では合格点に届かず、焦っていたことを思い出します(笑)

 

4、これから作業療法士になろうとする学生の皆さんへ

国家試験だけでなく、作業療法士になってからも試練は多くあると思います。でも、学校で学んだ知識は確実に臨床に出てからも活かされます!
学生時代は働くイメージがわかないと思いますが、いずれ活かされると信じ、患者さんの最高の笑顔を見るためと思って一生懸命勉強してください。
楽しいことも楽しくないことも学生時代に色々経験しておくとよいと思います。今しかできないこともあるので、後悔しない程度に遊びましょう(笑)


 

山本さん、お忙しい中インタビューに答えてくださりありがとうございました。楽しみながら切磋琢磨されている様子に、作業療法学科教員一同うれしく思います。

国家試験会場からの帰りの電車内、解放感にあふれた山本さんのおしゃべりもよく覚えています。最強の回復期病院を牽引していける存在となれるよう、今後も応援しています!

 

19.07.04

作業治療学Ⅱ(身体障害領域 中枢性疾患)の授業の様子

身体障害領域の『作業治療学Ⅱ』の講義風景をお伝えします。

 

この科目では、脳卒中(脳の血管が詰まったり破れたりする病気)で半身がまひ(体の半分が動きにくい、または動かなくなる)した場合に、腕や手の回復方法を学んでいます。

この日は「半身まひの方に寄り添おう」のテーマで障害について考えました。具体的には「まひした腕に三角巾をつける」「半身まひを体験する」です。

 

まひして動かなくなった腕は重さで肩から外れそうになり、痛みが出たりします。

その予防に三角巾を使用します。そのつけ方の練習中です。骨折とはやり方が異なり、なかなか苦労しています。


 

次に、少しでも対象者の方に寄り添えるようにと半身のまひとなり、杖を使って歩いてみました。実際に重りをつけて、まひした腕や足の重さを体験し、いかに大変かを感じました。

 

News & Topics