19.08.01

基礎看護学方法論Ⅰ 技術演習:バイタルサイン測定

6月下旬に基礎看護学Ⅰ実習(前期)を終えた1年生は、いよいよ技術演習が始まりました。

医療場面では、患者さんの健康状態を簡便な方法で迅速に把握しなければなりません。身体の状態を把握するための第一歩は、バイタルサインの測定です。看護師は聴診器、体温計、血圧計、などの道具を使いながら、視診、触診などによって患者さんのバイタルサインを測定します。

 

初めて使う聴診器や血圧計で、ペアになった演習相手(友人)の血圧を測定しました。

上腕動脈を触知できたとき、コロトコフ音(血管音)が聴取できたとき、嬉しそうな学生の顔と安堵の声が静まり返った実習室に広がりました。

 

バイタルサインとは「いのちのサイン」。そのサインを測定することは、人間の命を守ることに繋がります。皆、真剣に取り組んでいました。