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News & Topicsの一覧です。

24.10.03

火災避難訓練

10月1日(火)、火災避難訓練を実施しました。

看護学科棟2階にある看護実習室から出火したと想定し、理学療法学科と看護学科の全学生と教職員が、避難場所であるスポーツ・健康の森公園エントランス広場まで避難しました。

 

 

2年ぶりの火災訓練ということもあり、誘導や指示に少し時間がかかってしまったのが一番の反省点です。今後は消防署の方からいただいた講評を参考にしながら、避難の連絡、誘導手順など改善点を見直していきます。

 

 

理学療法士、看護師を目指す学生たちには、まずは自分の安全を確保することが大切ですが、患者さんの避難誘導や救助も求められるので、普段から防災意識を高めてほしいと思います。

 

24.10.03

富山県看護学生交流会

9月13日にアイザック小杉文化ホール ラポールにて、富山県看護教育機関連絡協議会主催の学生交流会が開催され、本校の1年生も参加しました。

 

学生交流会には県内7校の看護学校の1年生、約260名が参加しました。6月より各校の学生代表者が打ち合わせを重ね、内容の計画・準備をしました。

 

 

まず、各校の学校紹介があり、他校の校舎の様子や学校生活の雰囲気を知ることができました。当学科の1年生も夏季休業期間を使って写真を撮ったりスピーチの内容を考え、プレゼンテーションの準備をしました。本番はとても緊張しましたが、本校の魅力が十分に伝わる内容になったと思います。

 

その後、ゲーム大会を通して他校の学生と交流を図りました。高校の同級生など懐かしい再会もあったようで、当日は笑顔あふれる会となりました。

 

じゃんけん大会、イントロクイズ、ビンゴ大会の様子

 

 

 

24.10.01

授業紹介「保健体育 ウォーキング」

看護学科では、1年次の前期履修科目に保健体育があります。全15回の講義のうち最初の2回は座学で「健康と身体活動」を学び、3回目からバスケットボールやバドミントンなどのスポーツを実践し、スポーツへの親しみを育むとともに心技体の能力向上を目指します。

 

今回はその中のウォーキングの授業を紹介します。

 

授業内容に【ウォーキング】とあると、学生は「歩くだけ?」と他のスポーツとは違った反応をします。健康な学生にとって歩くことは当たり前のことで、普段、何も意識せずにしている動作かもしれません。しかし、学生に「正しい姿勢、正しい歩き方ってわかる?」と聞くと、首をかしげます。

 

正しい姿勢・正しい歩き方を知ることは、看護師としてとても重要なことです。受け持ち患者さんが転倒予防のための歩行練習を行う際、付き添うことがあるからです。正しい知識があれば、患者さんの歩行を観察し、姿勢を直した方がいいのか、筋力が足りないのかなどの評価をし、適切な歩行指導ができます。

 


健康ウォーキング指導士である田中寿美子先生に講師としてお越しいただき、第1回目の授業では「正しく立つ、正しく歩く、健康ウォーキング」を学びました。

 

 

「重心はどこ?」「手の振り方はどのように?」「目線はどこ?」と、一つずつ動作の指導を受けながら自分の立ち方、歩き方を見直していました。

 

 

何気なく歩く】を【正しく歩く・健康のためのウォーキング】に変えることは難しそうでしたが、先生の指導を受けた後は確実に学生たちの歩き方に変化が見られました。また、歩くことへの興味関心にも変化があったように感じました。


第2回目の講義では、滑川市内をウォーキングしました。

 

あいにくの雨で、時には傘を差したり雨宿りをしながらのウォーキングとなったため、せっかく学習した腕の振り方や歩き方を実践できない場面もありましたが、普段車で通っているときは気付かなかった店を発見したり、風景に親しむことができたようです。5.5km歩いたので最後は少し疲労も見られましたが、みんな笑顔でウォーキングを楽しんでいました。

 

 

いつまでも歩ける転倒しない身体づくりは健康寿命の延伸にもつながります。学生自身の健康のためにも、患者さんに歩行指導ができる看護師になるためにも、今回の授業で学んだウォーキングをこれからも実践してもらいたいと思います。

 

24.09.30

10月からの図書室利用について

 

10月1日(火)より図書室の利用時間が変更となりますのでお知らせします。

 

開室時間 8:30 ~ 17:20

 

 

 

24.08.19

第2回オープンキャンパス

8月8日(木)も看護学科オープンキャンパスを開催しました。

 

学科紹介の後、この日は「看護師が行う食事援助」について、講義と演習をしました。

患者さんが安全に楽しく食事ができるように調整することは、重要な看護師の仕事です。

まずは食べ物を飲み込む仕組みや、むせにくい食べ方の工夫について学習しました。

その後、実習室に移動し、食事の援助の演習をしました。保護者の方にも参加してもらいました。

 

嚥下機能を評価するテストをしています
とろみをつけた水を作成しています

 

 

モデル人形でむせにくい姿勢づくりを学習した後に、実際に参加者の皆さんに食事介助を体験してもらいました。

 

参加者からは、「実際に食事介助を経験できてよかった」「いろんな人に役立ちそうな技術だった」、保護者の方からは、「自分の将来のためにも、飲み込む力が大切だと知った」といった感想が聞かれました。

 

前日に続き、最後は参加者と在校生で座談会を行いました。

「学校のことを気軽に質問できた」「アットホームな感じでよかった」と好評でした。

 

 

 

今年度の夏季オープンキャンパスは終了しましたが、8月24日、9月21日、10月19日に少人数制で行う学校見学・個別相談会・ミニ体験を開催予定です。お気軽にご参加ください。

 

学校見学・個別相談会・ミニ体験の詳細・お申込みはこちら

24.08.19

第1回オープンキャンパス

8月7日(水)、看護学科の第1回オープンキャンパスを開催しました。高校生と社会人、合わせて15名とご家族も一緒に参加されました。

 

 

学科長による看護学科の紹介、在校生による学生生活紹介の後、今回の講義・演習テーマ「看護師が行う清潔ケア」のミニ講義・ミニ演習を行いました。髪を洗い清潔にすることの必要性、洗髪の手技のポイント、いろんな洗髪の方法などを講義で説明した後、実習室に移動し、在校生が患者さん役となって実際にベッドの上で洗髪をするデモンストレーションを行いました。

 

 

その後はグループに分かれ、モデル人形にケープを巻いたり、頭部に泡をつけてお湯で流す体験をしてもらいました。説明を真剣に聞いて楽しく演習に取り組んでいました。

 

 

 

【 演習の感想 】

  • 優しくわかりやすく教えてくださって楽しく体験することができました。
  • やったことがないことで少し不安だったけど、先生と生徒さんが丁寧に教えてくださって楽しくできた。
  • 実際に体験できてとてもよかったです。

 

 

最後に参加者と在校生で座談会を行いました。試験のこと、学校生活のことなど、参加者からの質問に在校生が丁寧に答えていました。

 

 

【 座談会の感想 】

  • 学校について、学生さんだからこそのお話でわかりやすかった。
  • 受験で気を付けておいた方がいいことを知ることができたから。
  • 本音の声や現状などを知ることが出来たのでとても良かったです。
  • 外からわからない学校の良さを教えてもらい、楽しくできるという点がほかの看護学校と違い興味が湧いたから。

 

 

今年度の夏季オープンキャンパスは終了しましたが、8月24日、9月21日、10月19日に少人数制で行う学校見学・個別相談会・ミニ体験を開催予定です。お気軽にご参加ください。

 

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24.08.19

中学生の看護体験授業

8月6日、中学生を対象とした看護体験授業を開催しました。これは、公益社団法人富山県看護協会から委託された「看護普及推進事業」で、この体験を通して看護に対する理解と関心を高め、将来、看護師になる人が増えることを願って企画されたものです。この日は、元気いっぱいの中学生3名が参加され、「ヘルスアセスメント」と「赤ちゃんの特徴と観察・看護」の体験授業とミニ演習を行いました。

 

「ヘルスアセスメント」では、まず自分の心臓と呼吸の音を聴診器で聴きました。自分の元気な心臓音を聴いて目をまんまるにしていました。また、シミュレーション人形で、痰がたまっている人の呼吸音も聴き、健康な人との違いを聴き比べました。

 

【 ヘルスアセスメントの感想 】

  • 心臓のしくみがわかった。
  • 自分の心臓の音や肺の音が聴いてみると、心臓の場所によって少しずつ音が違っていた。

 

 

次の「赤ちゃんの特徴と観察・看護」では、新生児のモデル人形を使って沐浴(新生児のお風呂)体験をしたり、赤ちゃんの心音・呼吸音を聴きました。

 

 

【 赤ちゃんの特徴と観察・看護の感想 】

  • 実際に体験してみて、片手で赤ちゃんを支えながらの入浴は意外と大変でした。
  • 体験したからこそ、どれだけ大変なのかがわかった。
  • 心臓の音や肺の音は自分と胎児では速さが違っていました。(新生児は大人の約2倍です。)

 

 

 

 

最後に、ナース服の試着体験もしました。

高齢者モデルの「小春さん」と記念撮影!

【 体験授業を受けての感想 】

  • 初めて体験することが多くて楽しかった。
  • (聴診器を使うのは)初めてで、自分の心臓の音を聴くのは難しかったけど、何回かしてみるとうまく聴こえるようになった。
  • お盆に1歳のいとこに会うので、安心させられる抱っこをしてあげたい。
  • 人形の赤ちゃんは静かだけど、泣いたり暴れたりハプニングの時のお世話もしてみたい。(泣いて暴れているときはどうしたらよいか学んだので)
  • 看護師になるための勉強を頑張ろうと思った。

 

24.08.19

生活科学(実験・耐震構造)

生活科学「食の環境」の単元では、健康と栄養素の働きや食品の安全性について学びました。学習の過程では、アントシアニン色素の実験も取り入れ、酢や炭酸を入れて色の変化を確認しました。色がどう変化するかは学習済みですが、実際に色の変化を見た学生からは感嘆の声が漏れていました。

 

 

また、「住の環境」では耐震構造について学びました。ストローハウスを作り、筋交いの重要性を体験しました。各グループで出来上がったハウスにおもりを乗せて、強さ比べもしました。久しぶりの工作で、和やかに盛り上がっていました。

 

 

 

 

24.07.22

「高校生の一日看護見学」アドバイザー

7月1日(月)~12日(金)、県内18の公的病院で「高校生の一日看護見学」が開催されました。この「高校生の一日看護見学」は、富山県看護協会が高校生を対象に毎年実施している事業です。当学科の教員も5か所の病院で延べ9回、アドバイザーとして参加しました。

 

 

7月1日は富山県リハビリテーション病院・子ども支援センターで、7月5日は黒部市民病院で開催された「一日看護見学」では、高校生の皆さんは、2つのグループに分かれて「看護技術」と「手洗い」を体験していました。

 

 

「手洗い」体験では、感染管理看護認定看護師さんによる講義の後に、特殊なローションを使用して、アルコール手指消毒が効果的にできているかを確認しました。

 

 

「看護技術」体験では、人体シミュレーターを使用しての呼吸音・腸音聴取の他、心電図モニターの装着や心臓マッサージ、そして、自動血圧計を使用しての血圧測定を体験しました。会場は、和気あいあいとして、とても楽しそうな雰囲気でした。

 

 

当学科の教員は、アドバイザーとして「看護への道」について講義をしました。

 

高校卒業後に看護職に就くためには、看護系大学、看護系短期大学、看護専門学校(3年課程または2年課程)のいずれかにに進学し、国家試験受験を受け合格する必要があります。このように看護の入り口が多様であるのは、看護の魅力の一つです。

 

 

当校は3年課程の看護専門学校で、看護の現場の即戦力になり得る人材を育成することを目的としています。授業の3分の1が看護実習の時間であり、実践的な看護を学ぶことができます。

 

先輩看護師さんを囲んでの座談会では、高校生の皆さんは、看護師になって良かったことや勤務時間の合間の過ごし方、夜勤の様子など、具体的な質問をしており、関心の高さが伝わりました。

 

今回の体験が、高校生の皆さんの進路選択の参考になれば幸いです。

看護専門学校について、より詳しく知りたいと思われた方は、ぜひ、当校看護学科オープンキャンパスにご参加ください。

 

24.07.22

上市高校生進路研修

7月5日、進路研修のため上市高等学校から9名の生徒さんが来校されました。うち7名が看護学科を希望され、看護について座学と体験授業を行いました。

 

 

まずは看護学科長より「看護という仕事について」「看護職に就くためのステップアップ」について説明がありました。座学の後は図書室、講義室など学内見学をし、実習室へ移動して、ベッドメイキング、血圧測定、呼吸音と腸音の聴診などを体験してもらいました。

 

最初はベッドメイキング体験です。

 

教員からベッドメイキングの手順、環境を整える意義について説明しました。

 

患者さんは、入院生活の大半をベッド上で過ごしておられます。そのため、病室(ベッド周辺)の気温・湿度・広さは法律で細かく定められています。最近は看護補助者がベッドメイキングをすることも多いですが、ナイチンゲールが「シーツの肌触りやベッドの高さなど患者さんにあった寝具を提供することは看護である」と述べていることから、患者にとって心地よいベッドであるかを最終的に確認することは、看護の大切な役割です。

 

 

 

説明の後は、実際にベッドメイキングに挑戦!

皆さん、初めてとは思えないくらい、きれいで寝心地の良さそうなベッドを作ることができました。

 

 

次は、血圧と聴診についてのミニ講義です。

 

 

観察により患者さんの身体の異常にいち早く気づくことが看護師の役割の一つです。患者さんの体の中で何が起こっているのか把握するための手掛かりとなるのが、血圧や呼吸音、腸音です。

 

皆さん、アネロイド血圧計のネジ使いに苦戦しながらも、上手に音を聴き取っていました。

 

 

 

次に、フィジカルアセスメントモデル人形『フィジコ』を使用し呼吸音と腸音を聴きました。聴き取れた時は、皆さん嬉しそうでした。

 

 

 

最後は、実習室内の自由見学でした。演習用の赤ちゃんモデル人形は大人気で、みんな代わる代わる抱っこしていました。赤ちゃんを抱っこする皆さんの手つきがとても慣れている様子でした。看護師として将来有望ですね。

 

 

たった一つの細胞が分裂を繰り返し、10か月後には3,000g前後の胎児に成長するという教員の説明を聴き、廊下の胎児模型人形にも興味津々な様子でした。

 

知りたいことや質問してみたいことがありましたら、是非、当校のオープンキャンパスに参加してください。そして、今日の体験が進路決定の一助となれば幸いです。

 

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