20.09.17

2年生 母性看護学の演習

看護学科では、6月からの分散登校を経て、9月から全学年が全日対面授業を再開しました。

それに伴い、遠隔授業ではできなかった演習も実施できるようになりました。

母性看護学方法論Ⅰ(正常妊産婦・新生児の看護)の授業も、4月の開講から遠隔授業で進めてきましたが、9月に入り3回の演習を行いました。


妊婦体験

妊婦体験ジャケットを装着し、お腹のでっぱりや重さを体験!!

      男子学生も体験しました。

 

 

 

           お風呂やトイレも体験!!

 

学生の感想

・想像以上の重さで、無意識にお腹を支えていた。

・お腹が重くてあおむけで寝ることができなかった。

・スーパーなどで見かける妊婦さんが背中をそって足を開いて歩いている気持ちがよくわかった。

・浴槽やトイレでは、手すりがなかったら、立ち上がるのが大変だった。


レオポルド触診法(妊婦の腹部の触診)

 

ママさん学生の言葉

 

「妊娠中、どうしてこんな触り方をするのだろうと思っていた。赤ちゃんの状態を説明しながら診察すると妊婦さんはうれしいと思う」


妊婦体操・分娩時の呼吸法

学生の感想

・妊婦体操をすると「無事に出産するぞ」という気持ちになった。

・分娩の復習をしてから、呼吸法をしました。

・呼吸法をやってみて、まだふんわりとしているけど少しイメージ出来た。

・いきむときは、声を出すと力が抜けてしまうこと、目をつむってしまうと孤独感や恐怖心を感じ

 るし、赤ちゃんの顔も見れなくなるとわかった。

・旦那さんの手助けがあると、出産を二人で乗り切った感があり、その後の親役割の獲得もうまく

 進むと思った。


新生児の沐浴

今年は、密集しないように、2カ所で教員がデモンストレーションを行いました。

立っても座ってもできます!

遠隔授業のカメラ越しに赤ちゃんの支え方を学び、イメージトレーニングはバッチリです。

支える手は肝心よ!!

学生の感想

・妊婦体操、沐浴を通して改めて母親に感謝できた!

・沐浴が印象に残った。母親の大変さを知ることができた。

・先生のデモンストレーションをみていた時は出来そうな気がしたけれど、やってみると難し

 かった。

・演習で赤ちゃんを扱った時、自分なりにシミュレーションしていたが、上手く動けなかった。

 実習までに手順を頭に入れて取り組んでいきます。


身長・体重測定

身長と体重測定もしました。

 

学生の感想

測定により、赤ちゃんの成長が目に見えてわかるので、正確にできるようになりたい。


最後に、担当教員から一言。

ほとんどが遠隔での授業でしたが、3回の演習の学生の様子から「伝わった」と感じました。

まだまだコロナの影響があり、実習での制約があるかもしれませんが、実習が楽しみです。