20.12.03

3年生 全実習課程を終了

3年生は、約半年にわたる全10クールの実習を11月19日に無事終えました。

11月4日から始まった最後の実習では、5施設(かみいち総合病院・黒部市民病院・富山労災病院・厚生連滑川病院・済生会富山病院)で、院内の他部門との連携など保健医療福祉チームにおける看護の役割について学び、初めて複数の患者を受け持つ経験をしました。

3年間の実習の集大成としての様子を紹介します。



受け持ち患者の担当看護師だけでなく、担当の理学療法士・作業療法士にも相談しながら実習しました。

 

実習病院には、当校の卒業生が勤務していることもあり、先輩である看護師・理学療法士・作業療法士から指導を頂くこともありました。

 

【学生の感想】

複数患者を受け持つ実習では、夜間帯の情報などから、優先順位を考え、時間管理をしながら看護を実践していくこと、優先順位を考えるには、知識が必要であると実感しました。


受け持ち患者のリハビリテーションでは、理学療法士や作業療法士が患者に指導しながら運動する場面に立ち合い、食事姿勢やトイレ動作についての助言を頂きました。

(写真は了承を得て掲載しております。)

 

【学生の感想】

自分自身で判断できない場面ではチームメンバーに相談し、解決していくことを学びました。


講義を担当していただいた保健師からも指導を受けました。

 

【学生の感想】

チームメンバーやリーダー・他職種などと連携を図り情報を共有することで、継続的な看護や患者さんにとってよりよい看護を提供できることに繋がることを学びました。


 最後に、全ての実習を終えた学生たちの感想を紹介します。

 

・今まで思っていた以上に医療の現場は忙しかったが、チームメンバーが連携・協力していることを

 身近で経験できました。来年看護師として働いたときに悩むことやわからないことがたくさんある

 と思うけれども、先輩に相談しながら頑張っていきたい。

・師長やリーダー業務を近くで見学し病棟運営やスタッフ教育など多くの学びがありました。看護管

 理では看護部長をはじめ幹部クラスの方々に講義をしていただき、看護部運営や感染管理について

 学ぶことができました。

・看護管理は看護実践者すべての人が行うものだと思いました。個々の管理が病院全体の看護管理に

 繋がっていくと学ぶことができました。

・2月14日の国家試験にむけて勉強頑張ります。