21.01.20

母性看護学方法論Ⅲ 保健指導シミュレーション

妊婦さんや産後のお母さんへの指導をシミュレーションしました。

指導する項目は学生が抽出・選択した15項目です。

2人1組で内容を考えパンフレットを作成しました。

 

  

授乳時の新生児の抱き方をモデル人形と乳房模型を使って説明しました。

自ら授乳をすることのない男子学生ですが、とても分かりやすく説明していました。

縦抱きでは、足を台に乗せると高さの調整が出来ます。

 

 

 

 

 

  新米パパへのオムツの当て方の指導です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 産後のお母さんへ体操を指導しています。

 

 

 

 

 
 

 

 

 

パパ・ママへの沐浴指導です。

イラスト入りのパンフレットを作成しました。


【 学生の感想・学び 】

パンフレットについて

・作る段階から他の人に見て、聞いてもらうことも大切だと感じた。

・パンフレットを見た褥婦さんや家族がどう思うかを想像しながらつくった。

・パンフレットの書式や外観は、相手のニーズにあったものがわかりやすいと改めて感じた。

・写真をコピーしてパンフレットを作成するよりも、手書きでイラストを描いて作成したパンフ

 レットの方が『私のために作ってくれたんだ』という気持ちになった。

・追加して情報を得られるようにQRコードを貼り付けてあったり、相談窓口の電話番号を掲載し

 たパンフレットがあり、私も相手のことを思いやった工夫ができるようになりたいと思った。

・難しい点も沢山ありましたが、協力してパンフレットを作り、みんなからもわかりやすいとい

 う意見をいただきとても嬉しく感じました。今後実習が始まりますが今回のことを活かして、

 取り組んでいきたいです。

 

指導について

・緊張もあり、声が少しずつ小さくなってしまいました。相手に説明することは難しく、突然の

 質問にも対応しなければならないため、知識を多く頭に詰める事が重要だと思いました。

・家族計画を担当しパンフレットの説明だけではなく、実際にやってみる参加型の指導は技術の

 習得だけではなく関心を持ってもらえる機会になることがわかった。

・沐浴などの技術指導では、自分が完璧にできていることが前提になるため、そういう状態にな

 るまで事前練習をしようと思った。

・自宅に帰っても続けてもらう、また異変を気づいて自分から行動できるように指導することが

 大事であると学んだ。


1月末から始まる本格的な実習を目前に、学んだ知識・技術を活かしたいという意欲と少しの不安な気持ちが感想から感じられます。

グループメンバー・クラスメイトと切磋琢磨して共に学びましょう。