21.02.17

専門分野Ⅱ実習開始~精神看護学実習・社会復帰施設 あゆみの郷~

昨年10月に基礎看護学Ⅱ実習を終えた2年生は、1月末から専門分野Ⅱの実習に励んでいます。

専門分野Ⅱ実習とは、各領域別実習のことです。

修得した看護過程の技術や看護実践の基盤を活かし、各看護学の専門領域の特殊性に応じた看護の展開を修得していきます。

最後の実習となる11月の統合実習まで約9か月間、様々な領域に分かれ実習します。

 

今回は、精神看護学実習の様子を紹介します。

精神看護学実習では、かみいち総合病院と厚生連滑川病院で10日間の病棟実習、その後、支援システムを学ぶため障害者社会復帰センターで3日間実習します。

社会復帰施設 あゆみの郷(魚津市)では、地域で生活する上での困難を知り、必要な生活支援・社会資源の利用実態について実習をさせていただきました。

 

① 所長で精神保健福祉士の上波さんには、実習前に御講義いただいています。


 

② 先日、新築されたばかりのグループホーム2棟「ひだまり」「のどか」

 

③ 施設の環境整備を行う学生

  感染防止のため、コロナ禍の今は特に注意して行いました。

 

【学生の感想】

・利用者さんとの交流から、前向きな方が多いと思った。ワークやイベントでの取り組み方は

 それぞれだけど、みなさん明るかった。

・病棟実習で関わった入院患者さんとは違い、様々な人に支えられ社会生活を営んでいることに

 驚いた。

・上波先生の講義にもあった「人」より先に「障害」があるわけでない。生活者としての理解が

 大切であることを実感した。

・自立に向けて一人ひとりに合った計画を立て実践する仕組みについて学ぶことができた。

・様々な事業の特性を活かし、社会資源を利用することで利用者さんが安心して生活できるの

 ではないかと思った。

・ワークサポート中、隣で作業されていた方がとても気にかけてくれた。優しくされるって幸せ

 だなと思いました。

 

実習はまだ始まったばかりです。

新型コロナウイルスやインフルエンザに負けないよう、健康管理、感染予防を徹底しながら頑張りましょう。