22.02.21

母性看護学方法論Ⅰ沐浴演習②(9/10①掲載)

前回9月1日の演習時は、新型コロナウイルス第5波の真っ只中のためオンラインでの演習でした。
そこで、 予告通り1月19日の専門領域実習開始前に学内演習をしました。

事前に手順や留意点の確認・動画視聴の自己学習をして演習に臨みました。

 

全身を観察しながら、衣類を脱がせます。

支え方を確認して、いざ入湯。

お湯の中で落ち着いたら、顔から洗います。


背中を洗う時の持ち替えは難しいので先生に教えてもらいました。

お湯に顔がつかないように注意しています。

お湯から上がったら、寒くならないようにバスタオルにくるむように抑え拭きし、衣類を整えて終了です。

 

学生の学び

沐浴では、片手で赤ちゃんを持ちながら洗うことが難しかったです。浮力で浮いてはくれるけれど頭が重く、初めてもあってか頭を支える左手が強ばってつりそうになりました。

 

沐浴中は、手が濡れているので滑りやすく、しっかり支えようとすると手に力が入りすぎてしまい、不安定になり難しかった。赤ちゃんに緊張が伝わると、赤ちゃんも不安になってしまうため伝わらないないようにするために練習していかなければいけないと思いました。

 

沐浴を実際にしてみて集中しすぎると児の方に目を向けられず、耳に水が入りそうになったり、寒さを与えてしまったりした。そうならない為にお湯をかけながら、全体を見てやる事が大切だと感じた。上肢、下肢を洗う時は、クルクルしながら手を広げて洗う工夫を学んだ。思っていたより、かがんだ方がやりやすく、腰が痛かったので、肘をかけてあまり腰に負担をかけないような工夫が必要だと感じた。衣服を着せるときの工夫も必要であり、先に肌着と服を一緒に着させられるように重ねておき、その上にバスタオルをひし形におき、タオルのはしが足の方になるようにして、児に不快を与えないようにする工夫を学んだ。なにか触っていないと児が不安がるのでできるだけ早く着せ、オムツは最後に付け直すことが大切だと学びました。手技に集中しすぎて声かけを忘れている時が何度もあり、ひとつひとつの動作ごとに声かけを忘れてはいけないと思いました。実際に沐浴をしたことで実習への意識が高まり、しっかりと知識、実技ともに身に付けて、実習へ臨みたいと思います。