22.03.22
基礎看護学方法論Ⅶ採血演習
新型コロナ感染の第6波を受け、1月末から学内演習を中止(延期)し、オンラインでデモンストレーションと部分練習をした時の様子です。
採血スピッツ(真空)を差し込み血液を採取します
ゴム製の駆血帯を引っ張るようにして外します。
針をまっすぐに素早く抜き、アルコール綿で圧迫し、絆創膏を貼って終了です。
学生は自宅で家族を相手に血管を探し、注射器に見立てたペンで練習しました。
【 学生の感想 】
- 肘が真っ直ぐになるようにタオルの太さを調節するのが難しかった。患者役から体勢がきついとクレームが入った。学内では体勢がきついなどのことは患者役が自分で調節してしまいそうなので正直に言ってくれる人を相手に演習できて良かった。
- 採血の練習をしてみて一番難しかったのが、どの血管で採血したら一番痛みが少なく採れるかで、分からず確認することも出来ず不安でした。今回、2人の腕を借りましたが、1人ひとり血管の太さも皮膚の厚さも違い、場所も異なりました。これから色々な人の腕を借りて血管を探す練習をしていきたいと思います。
- 駆血帯を実際に使用してみたいと思いました。家にあるもの(タオル)で行いましたが、採血しながら片手で外すのは難しかったです。
- 針の使い方をもう一度復習したいと思いました。実際に針を使って練習できるのはこの演習しかないと聞いて、実際に演習が出来なくてとても残念に思いました。 → 時期を見て演習します。
【 担当教員より 】
皆さん、自宅であるものを活用してイメージトレーニングすることができました。3月に学内演習を計画しましたが、コロナウィルス感染状況を踏まえ、やむを得ず中止しました。2年生後半からの専門領域実習で実際の採血見学からも学びましょう。在学中に学内演習の機会があればよいですね。