22.03.14
1年生「老年看護学概論」高齢者疑似体験
3月1日、富山県総合福祉会館サンシップ富山にて高齢者疑似体験・福祉用具体験の講座を受講しました。
新型コロナ感染拡大で延期となっていた体験ですが、感染予防策をとっての実施となりました。
これは1年次後期の履修科目「老年看護学概論」の単元「老年期の理解」で、高齢者疑似体験を通して老年期の特徴を把握することを目的として実施しています。
70代の高齢者の世界を体験するために、関節を固定し、重りの入ったベストを着用し、視野の狭くなる眼鏡をかけ、館内を巡りました。予想外の負荷に皆、高齢者の大変さを実感したようでした。
この体験が今後の学習、実習に活かされることを願っています。
学生の感想
- 介護者役の学生が「段差があるから気を付けて」と教えてくれたおかげで安心して歩くことができた。高齢者の生活の難しさがよくわかり、声掛けの大切さも理解できた。
- 高齢者には強いストレスが常にあることを知り、身体的・精神的に寄り添って看護することが大切だと学んだ。
- 自分が感じ見えている世界が相手も同じであるとは限らず、高齢者にはどのように見えているか、不自由でないかを考えて看護を行っていきたい。
- 危険な箇所での声掛けや移動時に横にいてくれる安心感、自分の方を見て話をして貰うことで安心できた。
- どんな援助があれば自分でできるようになるのかを常に観察しなければならないと感じた。
- 説明を受けた福祉用具の他にも施設にはまだまだ多くの種類の福祉用具があったので自分自身でそれらに関する知識を深めたいと思った。