22.12.01
第16回 立志式
雄大な立山連峰のパノラマが映えるさわやかな秋空の下、11月25日(金)に2022年度「立志式」が執り行われました。
今年度の戴帽生は2年生28名。
10月17日(月)~11月2日(水)まで13日間の基礎看護学Ⅱ実習を終えたばかりの学生たちです。
新型コロナウイルスの対応で受け入れ停止期間のあった実習病院もあり、全員が13日間の臨地実習とはいきませんでしたが、それぞれが病床に在る患者様を想い、そして回復を願い、必要とされる看護について考え実践しました。
実習終了後、休み時間を利用し短い期間で「ナイチンゲール誓詞」、第16期生「誓いの言葉」を練習し当日を迎えました。その様子を紹介します。
看護学科長より、男子は胸元にハンカチーフを、女子は看護師の象徴ともいえるナースキャップをいただく『戴帽の儀』です。
看護師としての自覚や責任の重さを感じることができたのではないかと思います。
その後、式はキャンドルサービスに移ります。
ナイチンゲールの看護の心を受け継ぐべく『灯』をいただきます。 そして、28名が声を揃えて「ナイチンゲール誓詞」さらに第16期生「誓いの言葉」を唱和しました。
私たちは
どんな時も笑顔を絶やさず
人々に思いやりの心を持って接します
私たちは
看護師を志す者として
自覚と責任を持ち
何事にも誠実に向き合います
私たちは
仲間と協力し合い向上心を持って
患者さんの心に寄り添う看護を行うために
努力することを誓います
学校長から式辞、在校生からのお祝いの言葉や花束贈呈と滞りなく立志式が行われ、式終了後の集合写真では、零れんばかりの笑みと誇らしげな表情が印象的でした。
年が明けると、いよいよ専門分野Ⅱ実習が始まります。
様々な年代・健康レベルにある患者さんと出会い、悩みながらも成長していく学生たちを見守り、支えていきたいと思います。