23.02.10

老年看護学Ⅰ実習 レクリエーション活動:節分会

1月24日から2年生の専門分野Ⅱ実習(領域別実習)が始まりました。

老年看護学Ⅰ実習では、滑川市内や近隣の老人保健施設にて実習します。

施設で入所する高齢者の特徴を全人的に理解し生活機能を整える援助ができること、多様な価値観を受容し良好な人間関係を築くことができること、そして施設・地域における関係職種・機関との連携・調整について学び、看護職の役割について理解することを目的とした実習です。

 

実習施設である魚津老人保健施設では、2月1日に節分会があり、学生2名が鬼役となってレクリエーション活動を盛り上げました。

節分の由来や豆まきについて説明があり、その後、豆に見立てた新聞紙で作ったボールを利用者の方々が鬼に当てる豆まき大会をしました。

「投げるよ~」「痛くない?」そんな言葉が飛び交い、手加減しながら当ててくださる優しい利用者の皆さんでした。

 

学生は、このようなレクリエーション活動が施設で生活する方々の心身機能を高め、他者との交流によって社会的交流を広げる目的があること、精神的安定を保持しADLやQOLの維持・向上に役立つということを実感しながら参加していました。

 

学生の感想

  • 笑顔と活気に溢れた節分の豆まきでした。いつもとは違う利用者さんの一面を見ることができました。
  • 豆まきをして楽しそうな様子の利用者さんたちから、逆に学生の自分たちが元気を貰いました。
  • スタッフの方々は利用者さん一人一人に声を掛け、準備から後始末まで各自役割を持ち一緒に楽しんでいる姿も印象的でした。