23.06.30
生活科学(陶芸)
4月19日と26日の2回にわたり、生活科学(陶芸)の講義で上市町柿沢コミュニティセンターに赴き、中鉢を作製しました。
思いがけず薄くなったり、穴が開きそうになったり、学生たちは、久しぶりにふれた粘土に悪戦苦闘しながらも、真剣な表情で作業に打ち込んでいました。
途中、講師で陶芸家の吉野先生の「魔法の手」によって補正してもらい、だんだんと形作られていきました。
5月24日、先生が完成した中鉢を持って来てくださり、いよいよお披露目です。
完成して色付けがなされた中鉢は、どれもとても素敵でした。
自分の作品を見つけて手にする時や、友達同士で見せ合う時の表情には、完成した喜びと達成感が見て取れました。
先生から講評をいただき、レポート課題についてのお話がありました。
課題は、完成した中鉢に料理を盛り付けて、単元目標である「食文化における生活の実践的機能美」についてレポートにまとめることでした。
それぞれの中鉢は料理を入れるとまた、彩が映えて、食欲に繋がることがわかりました。
課題レポートからは、制作途中の苦労もしのばれました。
この経験をぜひ看護にも活かして欲しいものです。