24.03.26
3月5日(火) 卒業生特別活動
1、卒業記念特別講演
富山県看護協会会長の稲村睦子様を講師にお迎えし、「あなたを支援する看護協会の概要と活動内容」と題しご講演いただきました。
看護師に求められる専門職としての自覚と責任、常に能力の向上を目指し、日々研鑽する事の必要性についてお話しくださいました。また、我が国の人口構造の変化や富山県の現状、地域共生社会の中でどう活動していくか、医療へのニーズを考える機会となりました。その中で看護協会の使命は「看護の質の向上」「働き続けられる環境づくり」「看護領域の開発・展開を図る」とし、4月から働き始める卒業生を心強くサポートする体制があることを知りました。
卒業生の感想
- 看護協会の幅広い活動を知ることができた。
- 若い世代に看護師への広報活動が行われていることが分かった。
- 自分たちもこれから研修を受けることで質の高い看護を目指せる。
2、2022年度卒業生との座談会
就職1年目の卒業生(以下、先輩)6名と今年度卒業生 (3年生)が座談会を行いました。これは学生からの希望で開催する運びとなりました。卒業前に準備するとよいことや、看護師として1年目をどう過ごしていけばよいかを聞きました。経験のない看護技術の習得や夜勤、患者さんや先輩看護師との関わり方など、心配や不安ごとを抱えた学生は、先輩からのアドバイスを受け、少しホッとした表情になっていました。先輩からは「モデルとなる看護師を持つことで少しでも近づけるように日々研鑽できる」「辛いこともあるけれど患者さんからのありがとうの一言で頑張れる」「経験を積むことで自信を持って援助することができるようなった」との話があり、看護師として成長した姿がありました。
卒業生の感想
- 不安なことも多いが先輩の話を聞けて少し楽になった。
- 内定先に学校の先輩がたくさん働いていることを知り心強く感じる。
- こういう機会があってよかった。
4月からそれぞれの道に進む3年生(卒業生)働く場所、抱える不安も違うと思いますが、先輩看護師の指導を受けながら看護師として成長した姿を、また今日のように見せてくれることを願います。
(3年学年係)