19.10.23

2年生 沐浴演習

母性看護学方法論Ⅱの演習で、沐浴(赤ちゃんのお風呂)と新生児の身体測定を行いました。

 

新生児モデル人形を使っての演習に、あちこちから聞こえる「かわいい」の声。

本物の新生児そっくりに作られた人形ですので、見た目の可愛さだけでなく、身長や体重、4頭身で柔らかい体、首がすわる前のグラグラな頭部など特徴も本物そっくりです。

先生のデモンストレーションを見ていたら、なんとかできそうと思っていた学生達でしたが、実際にやってみるとなかなか難しかったようです。

恐る恐る抱っこする学生達は、肩に力が入り、背中から緊張感が伝わってきました。

 


 

学生の感想を紹介します。

 

【 学生の感想 】

・沐浴中は、手が濡れているので滑りやすく、しっかり支えようとして手に力が入りすぎてしまった。難しいけれど、赤ちゃんに緊張が伝わらないように、自分もリラックスしなければ!それには練習あるのみだと思った。


・赤ちゃんは、まだ言葉を理解できないけれど、「〇〇ちゃん」と名前を呼んだり、「お顔洗いますよ~。」「気持ちいいね~。」と声をかけていたら、自然に自分も笑顔になっていて、人形だったけれども、愛情が芽生えました。


・洗いながら、しっかりと赤ちゃんの状態を観察することも大切だと思った。


・計測するとき、赤ちゃんの頭や背中を支えることと、メジャーで計測することを同時に行うことはとても難しかった。実際の赤ちゃんは動くのでもっと難しそう。


・自分の将来を想像することが出来て、楽しかった。


(ママさん学生の言葉)

・お母さんの立場からすると、実習生が大切な我が子に触れることも本当はためらうと思います。それでも、私たち学生が沐浴をすることを許してくださった気持ちをしっかりくみ取って、赤ちゃんと向き合いたいです。

 

 

【 担当教員の言葉 】

演習の留意事項の1つにあげた、「適度な緊張感」と「愛情」を持って実施することをしっかり学ぶことができました。

また、自分が将来、母親・父親になった時のことをイメージしたり、あるいは自分の子育てを思い出したりしていたようです。

演習で感じた「安全に安楽に実施できるようになりたい」を忘れず、実習に向けて練習しましょう。