21.07.09

1年生の授業風景『芸術~民謡~』

本学科の履修科目には、感性豊かな人間性を育むことを目的とした『芸術』の授業を実施しています。

作品の解釈と鑑賞を通して、自らも物語り、表現することを学ぶ【文芸】と唄やリズムに残された地域の文化を知り、コミュニティーの意味や役割について考える【民謡】の2部構成になっています。

 

今回は、【民謡】の授業の様子をお伝えします。

「民謡は日常生活の中から生まれた民の唄であり、長年歌い継がれている音楽です。民謡の傍にあり、唄を盛り上げるための伴奏として三味線があります。民謡を通して地元を知ってほしいと思います。」と話されたのは、講師で ”しゃみせん楽家” 代表の濱谷 拓也 先生です。

 

 

富山県の代表的民謡 ♪ こきりこ節 ♬

滑川市に伝わる地元民謡 ♬ ほたるいか音頭 ♪

この2曲を通して、郷土の人々の暮らしや気持ちを知り、思いを共有しました。

 

  

学生からは、「民謡で普段は触れることができない文化に触れられて良かった。」や「三味線を弾いてみたかったな。」という声が聞かれました。

看護の対象は高齢者が多くなっていますので、コミュニケーションに役立てて貰いたいと思います。