看護学科

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看護学科の一覧です。

21.07.09

1年生の授業風景『芸術~民謡~』

本学科の履修科目には、感性豊かな人間性を育むことを目的とした『芸術』の授業を実施しています。

作品の解釈と鑑賞を通して、自らも物語り、表現することを学ぶ【文芸】と唄やリズムに残された地域の文化を知り、コミュニティーの意味や役割について考える【民謡】の2部構成になっています。

 

今回は、【民謡】の授業の様子をお伝えします。

「民謡は日常生活の中から生まれた民の唄であり、長年歌い継がれている音楽です。民謡の傍にあり、唄を盛り上げるための伴奏として三味線があります。民謡を通して地元を知ってほしいと思います。」と話されたのは、講師で ”しゃみせん楽家” 代表の濱谷 拓也 先生です。

 

 

富山県の代表的民謡 ♪ こきりこ節 ♬

滑川市に伝わる地元民謡 ♬ ほたるいか音頭 ♪

この2曲を通して、郷土の人々の暮らしや気持ちを知り、思いを共有しました。

 

  

学生からは、「民謡で普段は触れることができない文化に触れられて良かった。」や「三味線を弾いてみたかったな。」という声が聞かれました。

看護の対象は高齢者が多くなっていますので、コミュニケーションに役立てて貰いたいと思います。

 

21.07.06

上市高等学校 県内進路研修

6月30日、上市高等学校1年生の生徒さんが県内進路研修で来校されました。

希望の学科に分かれて行い、看護学科には9名参加されました。

 

 

最初に、看護学科長が「看護師への道」について講義をしました。

 

次に、看護実習室へ移動し、少しだけ演習体験をしました。
まずは、アルコール消毒薬で手指を消毒します。

 

心臓や肺などの音を聞くことができるモデル人形に、聴診器を当てます。
初めて使う聴診器、音が大きく聞こえてびっくりしたのではないでしょうか。

 

専任教員からの正しいマスクのつけ方について、講義もありました。
必要な対策をきちんとして、マスクをしなくてもいい生活に戻りたいですね。

 

かわいい高校生に囲まれ、モデル人形の小春さんもうれしそうでした。

 

看護や当校に対して興味を持ってもらえたでしょうか。
7月、8月にはオンラインでの体験入学を予定しています。

皆さんのご参加、お待ちしています!

 

21.06.02

看護学科1年生 ベッドメーキング演習

1年生が最初に行う看護技術演習、ベッドメーキングです。

患者さんの生活空間として大切なベッド、美しく張りのあるものを作ります。



敷シーツの角は三角に折ります。

 

教員の指導にも熱が入ります。

 

一人でベッドメーキングをするのは体力も必要です。

身体の使い方も学習します。

 

きれいに仕上がりました。上出来です。


器用さやセンスも求められるベッドメーキングは、看護技術の基本となります。

学生たちは7月の技術試験合格に向け、これから自主練習を繰り返します。

 

21.06.02

3年生 臨地実習に向け特別講義(3月の様子)

実習は、看護実践能力を育成する基礎看護教育において重要な学習です。

実践能力である理論的知識、判断能力、人間関係への適応能力、問題解決能力、倫理的側面、看護技術は実習を通して習得していきます。

 

4月より本格的に臨地実習に取り組んでいる3年生は、現在、自己の健康管理・感染予防策を講じながら奮闘する毎日です。

本格的な実習に先立ち、去る3月に2名の講師をお招きし、実習に活かせるよう特別講義をして頂きました。少し遡ってその時の様子をお伝えしたいと思います。


最初に『糖尿病患者へのフットケア』の様子です。

講師は、厚生連滑川病院 フットケア外来担当 主任看護師 高島英子先生でした。

糖尿病についての講義…まずは基礎知識から フットケアに必要な物品
「モノフィラメント」による圧触感
触れているの分かりますか??
胼胝(べんち)の処置中
削っています!!

 

学生の学び

・足の形には3種類あり、外反母趾になりやすい形や指の内側に魚の目ができやすい形があること

 を学んだ。

・胼胝や鶏眼の位置でその人の歩き方のくせや特徴が分かる。そのことから転倒リスクをアセスメ

 ントし看護計画に繋がると感じた。

・爪の切り方ややすりでの削り方を見学して、患者さんに痛みを与えないための正しい技術の習得

 が大切であると学んだ。

・実習中何気なく行っていた足浴であったが、改めてその意義について考えることができた。

 

5月現在、足浴実習中に「あっ、この方の足はエジプト型だ!と思うことがある」「洗うだけでなく、観察を忘れないように注意している」と学生の声が聞かれました。

“足を診て、触って、聴くことで、生活状況やセルフケアの状況が分かる”足浴について考えてみましょう。


続いて、『呼吸器疾患看護~体位ドレナージ・在宅酸素療法~』

かみいち総合病院 看護師長 慢性呼吸器疾患看護認定看護師 大井亜紀先生の特別講義です。

 

 

肺の解剖から始まり、視診・聴診・触診と講義は進みます。

更に、体位ドレナージ、在宅酸素療法・ネーザルハイフロー療法と体験型演習は続きます。

自分が思う肺の位置を書いてみましょう! ちょっと小さくない??

 

 

「在宅酸素療法(HOT)」

鼻腔用カニューラを実際に装着し酸素を吸ってみました。

 

「スクイージング(徒手圧迫法)」

痰が貯留する部位に相当する胸壁に手掌を広げて置きます。

上葉…第4肋骨より上の胸郭に手を置き圧迫する

 

中葉および下葉…側臥位になってもらい、

第8肋骨と中腋窩線の交点より上部を圧迫する。

皆さん、上手にできましたか?

力の加減が難しい!

 

【学生の学び】

・人体における肺の正しい位置について学んだ。

・バイタルサイン値など正常から逸脱しているのを見るのではなく、その方における呼吸のパターン

 の特徴を把握することが大切であると分かった。

・今まで在宅酸素療法は患者さんの活動範囲を広げることができるため、自分らしく生きることが

 できるようになると考えていた。しかし、実際にカニューラを付けた自分の姿を見て、このまま

 で外出はしたくないと思った。

・排痰を促す援助にスクイージングという方法がある。実際に行ってみると、呼吸がしやすくなった

 り、気持ちが楽になったりした。

 

5月現在、呼吸音を聴取するときは、肺の大きさを意識するようになったと感じます。

聴診の機会はそれほど多くありませんが、積極的に聴取しようとする意識が伝わってきます。

患者さんの呼吸パターンを把握することが大切です。診ること、触ることを忘れずに!

 

 

21.05.18

「看護フェスティバル」学校紹介

5月12日「看護の日」に伴う看護週間に合わせた看護フェスティバルが5月9日、富山県看護協会で開催されました。

今年度は高校生のみを対象とし、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、事前申し込みのあった30人の参加がありました。

どのブースでも真剣な眼差しで臨む姿が印象的でした。

さまざまな体験を通して看護職への理解を深める機会となっていたようです。

また、看護職員らによる体験談の表彰式や、新人看護職員の体験発表もありました。

 

 

学校紹介コーナーでは、県下9校がポスターを展示し、進路相談の場が設けられていました。

本校では、一番の特色である他学科が併設されていること、新川広域圏唯一の看護学校であることをアピールしました。

夏に体験入学と個別相談会が予定されていることも伝えました。

 


 


       進路相談する高校生           救急看護認定看護師による説明

 

最後に、看護学科の2021年度体験入学は、7月27日と8月18日を予定しています。

詳細は後日公開予定です。

たくさんの参加、お待ちしています。

 

21.05.14

特別講義(コミュニケーション)

4月23日(金)3・4限 特別講義(コミュニケーション)がありました。

毎年、新入生を対象に①学生間の交流を深め、②楽しい学生生活を送る事を目的に行われています。

昨年はコロナ感染拡大により中止となりましたが、今年は感染予防対策を講じて各学科で行われました。

 

講師は株式会社よしともコミュニケーションズの高沢由美先生です。

快活明朗な先生の話術と斬新なスライドに魅了されました。

コミュニケーションの始まりは挨拶、あいづちや感想・質問を加えながら双方向でのやり取りが大事だと学びました。

与えられたワークを重ねていくうちに緊張もほぐれ、楽しそうに相手の話に聞き入っていました。

途中、十分な換気を行い、あっという間に終了しました。

 


 

 

 学 生 の 感 想

・コミュニケーションは生きていく中でなくてはならない。

・学籍番号が近い友だち以外の人とも仲良くなれた。

・人に褒められると嬉しく話が弾んだ。

・第一印象でその人のイメージが決まるので自分の姿勢を考えていきたい。

21.04.13

2021年度 入学式

4月6日(火)よく晴れた暖かな午後、2021年度入学式が執り行われました。

今年も新型コロナウイルス感染防止対策のため学科ごとに開催しました。1名までの制限付きですが、保護者の方にもご出席いただくことができました。

 

新入生は、期待と不安の入り混じった面持ちで式に臨んでいました。

看護学科16期生32名が学校長から「入学許可」を頂き、滞りなく入学式を終えました。

 

入学式翌日から3日間のオリエンテーションの後、12日から本格的な学習が始まります。

 

今年度、縁あって当校に入学された16期生の皆さん、助け合い励まし合いながら看護の道を歩んでいきましょう。

保護者の皆様にはこれから3年間、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

21.04.13

看護学科オンライン体験入学会

3月25日(木)体験入学会を行いました。
夏に引き続き、今回もオンラインでの開催でした。
学校生活やミニ講義・学生の演習風景など伝えたいことが盛りだくさんで、予定の60分を超えてしまいました。

お申込みいただきご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

 

杉原学科長【学科紹介と看護師を目指す方へ】 田中先生 ミニ講義【ナイチンゲールの生涯】


学生生活の紹介やキャンパスツアー、技術演習では、春休みを返上して在校生16名が頑張ってくれました。

【学校生活紹介】

新3年生が担当。画面の向こうに語り掛けるように何度も練習していました。

【キャンパスツアーは登校の様子から】

駐車場から玄関、校内へと続きます。

進め方も撮影も手慣れたものです。

【教室にて新2年生にインタビュー】
面白いことを聞き出そうと必死です。

 

続いて、技術演習の様子です。今回の技術演習は、

〇 患者さんの病床環境を整える技術であるベッドメーキング
〇 薬物療法を受ける患者さんに必要な援助方法、与薬の技術から注射
〇 在宅看護論の演習から、訪問看護をイメージしたロールプレイイング

各ブースに分かれて、担当の専任教員のもと演習に取り組みました。

【ベッドメーキング】

入学して最初に取り組むことになる演習です。

何度も練習したのでもう完璧です。

患者さんの病床環境を整える大切な技術です。

【与薬の技術 注射の演習】

医師の処方箋を確認しています。

 

 

【与薬の技術 注射の演習】

注射器のセット。

針を持つ手が震えてしまいます。

【与薬の技術 注射の演習】

注射部位の確認をしています。

学生の右腕は模型です。

【在宅看護論】

当校の演習室には在宅コーナーが設置されています。そこで在宅で療養している対象と家族への指導風景をロールプレーイング。担当の教員から説明です。  

【ロールプレイング中の学生】

左から、訪問看護師、療養者、家族(介護者) 事例は下肢筋力低下予防の為、下肢挙上訓練を療養者と家族への指導。 3年次より在宅看護論実習が始まります。

 

協力してくれた学生の言葉

・とても緊張しましたが良い経験ができました。学習の復習にも繋がりました。

・緊張しましたが何回も練習したので、本番はスムーズに出来ました。

 自分たちの後輩になるよう、入学に繋がれば良いと思いました。

・先輩たちの動きを見て、自分も考えて行動できる人になりたいと思いました。

 また、先輩たちのコミュニケーション能力の高さを見習いたいと思いました。

・先輩たちのお陰で円滑に、自分たちも楽しんで進められたと思います。

 自分たちの説明がしっかり伝わっているか心配でしたが、参加してくれた方が楽しんで

 くれたようで良かったです。懇談会が楽しかったです。

・夏に続いて二度目でしたが、仲間と作り上げる楽しさ、とても充実した時間を過ごす

 ことが出来ました。本当に楽しかったです。

 

終了後は参加者と学生のみでリモート親睦会を行いました。

学校の雰囲気が少しでも伝わったでしょうか。

 

2021年度の体験入学は夏(7月・8月)に予定しております。

詳細が決まり次第、ホームページに掲載します。

 

 

21.03.16

老年看護学Ⅰ実習 なごみ苑

老年看護学Ⅰ実習では、老人保健施設で実習を行います。

数カ所ある実習施設のうち、当校の系列施設でもある「なごみ苑」では、3月3日のひな祭りの日に、なごみ学級と題しレクリエーションを企画しました。

 

参加してくださった療養者さんには、「タンポポ」「さくら」「チューリップ」のシールを胸に付てもらい、3グループに分かれて輪になりました。

「ラジオ体操」・「幸せなら手をたたこう」で準備運動をして、黄緑桃色のピンに輪を投げて合計点を競い合いました。


 

 

参加者は24名

男性女性、年齢も様々でグループを作りました。

療養者の方に合わせてピンの位置を変えて、多くの点を取って頂きました。

 

 

合計点を暗算で答えてくださる療養者さんもおられました。

大接戦の結果、優勝は「チューリップ」グループでした。


レクリエーションを企画しての感想

・準備には時間が必要で、楽しんで頂ける内容を考える必要があると思った。

・グループ分けのシールや優勝グループの参加者にメダルを作って渡すと喜んで貰えたのでよかった。

 

師長さんからの助言

 企画するのは大変ですが、参加者に楽しんで貰うためには、企画者自身も楽しむことが大事です。

 

 

21.03.12

卒業式

3月9日(火) 看護学科34名が卒業しました。

今年度も学科毎に執り行い、ご家族の出席人数を制限するなど、新型コロナウイルス感染防止対策を取りながらの挙行となりました。

 




【第一部】

卒業生34名を代表して、土井萌仁香さんが長谷川学校長より卒業証書を頂きました。

この他、在学中の学習態度や成績が優れた学生に小林理事長から「創設者山田禎一賞」が授与されました。



【第二部】

杉原学科長から学生一人一人に、卒業証書を授与されました。

在学中の学習態度や成績が優れた学生に、「優等賞」「日本看護学校協議会優秀賞」が授与されました。

皆勤賞3名、3年間欠席せず毎日登校しました。

精勤賞2名、欠席がほとんどなく、ほぼ毎日登校しました。

卒業記念品贈呈

4学科卒業生全員で相談し、図書購入費を寄贈しました。

卒業生を代表して築島誠尚さんが、謝辞を述べました。

教職員の他、実習で関わらせていただいた患者さん、実習施設の看護師をはじめとする職員、クラスメイト、身近で見守り支えて下さった家族への感謝の気持ちを述べ、これから、人命にかかわる責任ある職である看護に向き合い努力することを誓いました。

3年間クラスリーダーとして気配りしていたことが、クラスで評価され選出されました。

在校生から卒業生に花束贈呈

今年度は1・2年生の代表者2名が来校し花束を贈呈しました。


 

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