看護学科

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看護学科の一覧です。

20.03.09

卒業証書授与式

3月5日(木)は卒業証書授与式でした。

朝は時折あられ交じりの曇天に雷もとどろく肌寒さでしたが、卒業生を祝うかのようにだんだんと雲間から陽が差し始めました。

 

本来はご来賓やご家族に列席いただき、全学科合同で式典を執り行う予定でした。

しかしながら、新型コロナウイルス感染症の流行拡大により全体での式典を取りやめ、学科毎での卒業証書授与となりました。

 

学科長から一人ずつ卒業証書を渡された卒業生17名。

その表情は、この日のために纏った色とりどりの晴れ着のように、晴れ晴れとしていました。

最後に、学科長の祝辞をもって卒業証書授与式は滞りなく終了しました。

4月から看護師として働くにあたり「共に頑張りましょう」という学科長の言葉を心に受け止め、卒業生は学び舎を後にしました。

 

卒業生の約半数は実習病院に就職しました。

実習で頑張っている姿を楽しみにしています。

在校生も実習先で働く先輩の姿は励みになることでしょう。

 

 

 

1年生からのお祝いメッセージが書かれた、教室のホワイトボードをバックに集合!

 

 

19.12.16

第13回 立志式


 

 

11月22日(金)、立志式が執り行われました。

 

立志式は、基礎看護学実習を終えた2年生が、

看護の志を新たにするセレモニーです。

<戴帽の儀>

静寂な空気のなか、杉原学科長から女子はナースキャップ、男子はポケットチーフを戴きました。

 

<キャンドルサービス>

 

 

キャンドルサービスでは
ナイチンゲール像から
“看護の心”を受け取ります


 
 
 
 
 
 

“看護の心”を手に、
立志のことばを述べる学生たち。


ナイチンゲールも温かいまなざしで見守ります。

 


来賓の富山県看護協会長 大井きよみ様から、お祝いのことばをいただきました。

歩みを進める看護の世界を知り、心に立てた看護への志が、凛とした空気に包まれました。

 

 

 

 

 

 

   長谷川学校長から力が湧き出るお言葉をいただきました。

 


3年生からお祝いのことばを、1年生から花束をいただきました。

立志式を終えた2年生。

ナイチンゲール生誕200年を迎える2020年1月から、専門分野の実習が始まります。

病院で施設で地域で看護を実践し、知識力・人間性・対応力を身につけ、看護のプロフェッショナルへの道を歩んでいきます。

19.11.20

2年生授業風景:成人看護学方法論Ⅴ

基礎看護学Ⅱ実習を終えた2年生。

臨床で看護実践を経験し、専門分野の学修もますます深大になっていきます。

 

成人看護学方法論Ⅴでは、看護における指導の考え方と効果的な指導技術について学ぶこと、成人期の特徴を捉えた事例の看護過程を学ぶことを目標とした講義が行われます。先日、その授業において「指導計画」の発表と個別指導の実際を通し、健康教育の技術について指導過程を体験的に学ぶ目的のもと、様々な事例に応じた指導をロールプレイにて発表しました。

 

学生は看護師役、患者役、家族役になりきり真剣でした。時には笑いもあり、充実した発表会となりました。1月から始まる専門分野実習で活かすことができるようにしたいですね。

   <指導内容>

  糖尿病:食事指導

  糖尿病:運動指導

  肺気腫:禁煙指導

  心不全:退院指導

  直腸癌:退院指導

  COPD:退院指導

 

指導場面のシミュレーションでは、看護師役も患者役も緊張です。


  

     指導媒体もひと工夫。
     学生の隠された”芸”が光ります。

 

 

 

 

デブリーフィングに向けて指導計画を読み込みます。

 

シミュレーション後のデブリーフィング。

シミュレーションで起きたことや考えたことをふり返って学びを深めます。

19.11.12

栄養学~調理実習~

1年生が「栄養学」の講義で、生活習慣病予防食の調理実習を行いました。

「ライフステージと栄養」という単元で、各ライフステージにおける栄養ケアマネジメントの要点を理解することを目標としています。

講師は、滑川市民健康センター所長で管理栄養士の結城幹子先生でした。


 

 

  手際よく作る学生♡

  日頃、料理を作る学生は、

  手慣れた様子です。

 

 

 

 


 

 

メニューは次の4品でした。

 

 ① トマト親子丼

 ② 具だくさんピリ辛スープ

 ③ じゃが芋のアンチョビサラダ

 ④ オレンジ


チームワークを活かして、役割分担しながら作りました。

皆で協力しながら作った食事の味は格別です!

「楽しかった」「美味しかった」「家で作ってみよう」などの声が聞かれました。

生活習慣病食というと味気ない食事を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、アイデア次第でこんなに美味しくなるなら、普段からどんどん取り入れていきたいですね。

19.11.12

大福祭

9月21日(日) 大福祭(学園祭)が開催されました。

大福祭実行委員会は、数か月前からプログラムを考え、準備を進めてきました。

地域の方々との交流、学科の垣根を越えた学生同士の交流と協働は、保健・医療・福祉の専門職を目指す学生にとって、未来につながる貴重な経験です。

 

 

 

 

イベントには学内の教職員も参加しました。

あと一歩のところで優勝を逃しました。

残念!


学園祭といえば模擬店!

看護学科では、アイスクリームとフライドポテトを販売しました。

大盛況で完売しました!

看護学科へようこそ!

看護学科のアイドル「ともこさん」。

学生と大の仲良しのシミュレーションモデルです。

この日も学生と笑顔でお客様をお出迎え。

 

大福祭は日ごろの学修の成果をお披露目する機会でもあります。

  1年生は基礎看護学で身につけた技術で

  血圧を測りました。
  血圧は「いのちのサイン」のひとつ。
  測定時は緊張します。

 

 


  2年生は心を込めてハンドマッサージを

  行いました。

  ハンドマッサージはハートマッサージ♥

  リラックスしていただけたかな?

 

 

 

人体模型を組み立てるコーナーです。

「これ、何ていう臓器かな?」

「これ、からだのどこにあるのかな?」


大福祭に足をお運びくださった皆さま、ありがとうございました。

お楽しみいただけましたでしょうか。

 

最後に……。

本校の大福祭(学園祭)は、地域の企業・団体等から協賛金等のご協力をいただくことで、開催することができます。

今年も多くの企業・団体等からご協力をいただきました。

心より御礼申し上げます。

19.10.23

2年生 沐浴演習

母性看護学方法論Ⅱの演習で、沐浴(赤ちゃんのお風呂)と新生児の身体測定を行いました。

 

新生児モデル人形を使っての演習に、あちこちから聞こえる「かわいい」の声。

本物の新生児そっくりに作られた人形ですので、見た目の可愛さだけでなく、身長や体重、4頭身で柔らかい体、首がすわる前のグラグラな頭部など特徴も本物そっくりです。

先生のデモンストレーションを見ていたら、なんとかできそうと思っていた学生達でしたが、実際にやってみるとなかなか難しかったようです。

恐る恐る抱っこする学生達は、肩に力が入り、背中から緊張感が伝わってきました。

 


 

学生の感想を紹介します。

 

【 学生の感想 】

・沐浴中は、手が濡れているので滑りやすく、しっかり支えようとして手に力が入りすぎてしまった。難しいけれど、赤ちゃんに緊張が伝わらないように、自分もリラックスしなければ!それには練習あるのみだと思った。


・赤ちゃんは、まだ言葉を理解できないけれど、「〇〇ちゃん」と名前を呼んだり、「お顔洗いますよ~。」「気持ちいいね~。」と声をかけていたら、自然に自分も笑顔になっていて、人形だったけれども、愛情が芽生えました。


・洗いながら、しっかりと赤ちゃんの状態を観察することも大切だと思った。


・計測するとき、赤ちゃんの頭や背中を支えることと、メジャーで計測することを同時に行うことはとても難しかった。実際の赤ちゃんは動くのでもっと難しそう。


・自分の将来を想像することが出来て、楽しかった。


(ママさん学生の言葉)

・お母さんの立場からすると、実習生が大切な我が子に触れることも本当はためらうと思います。それでも、私たち学生が沐浴をすることを許してくださった気持ちをしっかりくみ取って、赤ちゃんと向き合いたいです。

 

 

【 担当教員の言葉 】

演習の留意事項の1つにあげた、「適度な緊張感」と「愛情」を持って実施することをしっかり学ぶことができました。

また、自分が将来、母親・父親になった時のことをイメージしたり、あるいは自分の子育てを思い出したりしていたようです。

演習で感じた「安全に安楽に実施できるようになりたい」を忘れず、実習に向けて練習しましょう。

19.09.30

富山県看護学生交流会

9月4日 小杉文化ホールにおいて、富山県内の看護学生が集い、交流を深める看護学生交流会があり、1年生が参加しました。

 

スライドを使用しながら学校を紹介した後、ダンスパフォーマンスを披露しました。

夏休み、看護技術練習の合間に学校紹介やダンスパフォーマンスの練習を頑張りました。

その成果が『仲良しチームワーク賞』の受賞です。

 

 


 

Dance!Dance!Dance! 寸劇を盛り込んだ楽しいダンスは会場の笑いを誘いました。

 




交流会を終えて全員集合。クラスも更に一致団結!

 

看護の道を選んだ他校の仲間たちとも交流ができました。

いつの日か、看護の現場で一緒に働くことになるかもしれませんね。

19.09.03

第2回 体験入学

8月21日(水)、第2回体験入学がありました。
今回の参加者は38名で、7月の第1回体験入学に続き参加してくださった方もいらっしゃいました。



学科長から、本校看護学科の説明と看護師になるための道のりや看護を学ぶことについて、また、看護学生としての心構えについて話がありました。

続いて、教員からナイチンゲールについてミニ講義がありました。

 

ナイチンゲールの肖像画が描かれた貴重なイギリス紙幣や生写真を見たりしながら、ナイチンゲールについて知識を深めました。

次に、2年生による学生生活の紹介です。

この学生達は、2年前の体験入学に参加した際、優しく対応してくれた先輩達の姿に感銘を受け、一緒に学びたいと思い本校への入学を決意したそうです。

今度は逆の立場で、学校行事、学内での生活、演習の様子、学年や他学科との交流などをスライドに映し出し、丁寧に説明してくれました。

今回の参加者の中から、一緒に学びたいと入学を決意してくれる方がいたらいいですね。


 

演習体験では、『なってみよう・やってみよう・感じてみよう看護の世界』と題して、高齢者と妊婦さんの体験、看護技術の体験を行いました。

 

①高齢者になってみよう

 

高齢者体験スーツを着用し、実際に歩いてみたり箸を使ってみたりしました。

高齢者の不都合な感覚は、想像以上だったことでしょう。

② 妊婦になってみよう

 

いのちの重みを体感すると同時に、

大きなおなかを抱えての動きは、危うさの中で

いのちを育む緊張感を感じさせます。

③ やってみよう、感じてみよう看護の技

ペアになって手浴とハンドマッサージを行いました。2年生が、これまでの演習や臨地実習での経験をもとに、手浴の効果やポイント、患者さんに行う大切な看護技術であるということを説明しました。

 


19.08.19

看護のお仕事体験

7/31(水)に富山県看護普及推進事業『看護のお仕事体験』を開催しました。

富山県看護協会の委託事業で、看護の普及啓発を行うことで看護について理解や関心を高め、看護師の確保を図ることを目的としています。

今年は滑川市立西部小学校の5・6年児童7名が参加してくれました。

夏休みに入って日焼けをした元気いっぱいの子ども達が、白衣を着て看護体験に臨みました。


 

 

まずは「ひとのからだと骨」と題して、骨のしくみと役割、すごさについてプチ授業。

 

看護を行うためには、人間の体についてよく知らなければなりません。

 

 

 

  ノートをとる真剣な姿。

  白衣を着ると一段と凛々しく見えます。

 

次は、人体模型を使ってからだの臓器の位置を勉強しました。

 

「これは何かな?」

「この臓器はどこかな?」

「こんな小さな空間(体腔)に臓器が

 びっしり!」

「それでも最大限に働くことができる!」

演習では当学科2年の学生も協力してくれました。入学前はチンプンカンプンだった心臓のしくみも、今では小学生に教えることができるようになりました。

 

「心臓は何で動いているのかな?」

「心臓の音って何の音?」

「血液は心臓の中をどういう風に流れている?」

抱っこしている赤ちゃん、実はモデル人形です。

人形といっても、身長や体重だけでなく、首が座る前の新生児の特徴をそっくりに作られています。

 

恐る恐る抱っこする姿、かわいいですね!

小さな体から伝わるいのちの重み。

 

 

 

 

 

 

 

最後に、杉原学科長から一人ひとりに

「プチナース認定証」が渡されました!


最後にプチナース認定証を持ってみんなで記念撮影。

みなさん、夏休みの良い思い出になったでしょうか?

残りの夏休みも元気に過ごしてくださいね。

19.08.07

母性看護学方法論Ⅰ:妊婦体験

母性看護学方法論Ⅰの授業で妊婦体験をしました。

 

 

妊娠10ケ月相当の重さ(3㎏)をお腹に付けました。上からエプロンを付けると、もう妊婦さんです。



 

 

床にあるものを拾う動きは、足元が見えないし

お腹もつかえて大変です。

 

 

 

こちらは足の浮腫みの観察をしているところです。



 

 

 

 

お布団から起き上がるも一苦労です。

大事に支えながらゆっくり起きます。


 

 

 

初めての妊婦体験。

赤ちゃんをお腹に抱え嬉しさ反面、色んな苦労があることを知りました。

 

学生たちの優しい笑顔が、将来看護師になった時、自分がママやパパになった時にこの体験が活かされることを物語っていました。

 

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