21.09.03
第2回オンライン体験入学会
8月18日(水) 第2回オンライン体験入学会が行われました。
前回に引き続き、そのときの様子をお伝えします。
新型コロナウイルスの新規感染者の急増に伴い、富山県は8月16日から県独自の警戒レベルが最も高い「ステージ3」へ引き上げられ、更に8月20日から「まん延防止等重点措置」の適用と感染対策の徹底を図るなど、行動制限はより強化されています。
これを受け、協力予定の2年生は登校を見合わせ、これまでのオンライン授業の経験を活かし自宅からの参加となりました。
看護学科紹介、学生生活紹介に続き、キャンパスツアーは教員が事前に録画した動画を再生し、それに合わせて自宅から学生がナレーションを入れました。
動画は学科棟周辺から始まり、登校時のイメージが伝わるような学生目線の解説の他、設備についても丁寧に説明していました。
動画と説明がうまく合うように何度も繰り返し練習したので、当日はスムーズに皆さんに伝えられたと思います。
演習:母性看護学専任教員による『お産』
女性の身体が出産に適している理由である骨盤の違い、胎児がどのようにして産まれてくるのかという講義です。
胎児の回旋
2年生2名が実習室で参加する予定でしたが、登校自粛となったため自宅からライオンのぬいぐるみを使って胎児の回旋を説明しました。
【参加者の声】
- 赤ちゃんの対応力がすごいと思いました。
- 赤ちゃんが廻って産まれてくることを初めて知れた。
- 男性と女性とでは骨盤の広さが違うことを改めて学べ、大変良かった。
- 模型を使って実際のことを現してくれていたのでわかりやすかった。
- このような形で産まれてくることや胎児の模型もあり凄く興味が湧きました。
- 骨盤のしくみから、実際に赤ちゃんが生まれてくる手順まで丁寧に解説してくださったのでとても分かりやすかったです。
今も私たちを脅かしている新型コロナウィルス感染症。
ワクチン接種も進んできました。
しかし、感染拡大はなかなか収束しません。
画面の向こうの体験会参加者に対してミニ授業。
「医療従事者に必要な感染防止策」と題して、感染を広げないためのポイントと感染予防策である個人防護具の着脱について話しました。
その後、実際に個人防護具を装着しました。
患者のケアをした後は、エプロンやフェイスシールドに菌やウィルスがたくさん付いています。
終わった後は自分自身が汚染しないように個人防護具を外します。外す順番と方法、手洗いがとても大切です。
少しの時間でしたがオンラインでの授業を体験してもらういい機会になったのではないかと思います。
【参加者の声】
- 何故こうすべきか理由も言われていたので分かりやすかったです。
- 今後の生活にもいかせると思うので参考にしたいと思います。
- 今、コロナ禍だからこそ感染対策に意味があると実感しました。
- 防護服の着脱の手順を実際に丁寧に説明してくださり、感染予防について分かりやすかった。
- すごくリモートでも分かりやすくて楽しかったです。
体験入学会終了後は、オンラインで学生と参加してくださった方々との懇談会がありました。
様々な質問があったようです。
その質問の一つ一つに自分の体験談を交え、丁寧に対応していました。
『入学試験頑張ってください』などと声を掛ける学生の姿が頼もしく思えました。
【参加者の声】
- 先生方だけでなく学生さんの意見も聞くことができ、貴重な体験となりました。パンフレットを見るだけでは知ることができない情報もこの体験入学会を通して知ることができました。参加して良かったです。オンライン体験入学会を開催していただきありがとうございました。
- 優しい先輩方や、先生方の模擬講義が分かりやすく、実習室(の設備)も揃っていたのでとてもいい学校だと感じました。
- オンラインオープンキャンパスでも、とても分かりやすかったです。次こそは貴校に行きオープンキャンパスを体験したいと思いました。ありがとうございました。
- 今回のオンライン体験入学会や、前回の個別相談会を通して勉強できる環境がとても整っていることも分かり、先生方や学生さんの雰囲気もとても良いと知ることができました。また、他の学校にはない3つの学科との意見を交換し合える学生学習交流会という行事を通して医療についても深く学べることを知りました。看護師になるための環境や自分の目指している看護師像が一番近いこの富山医療福祉専門学校に入学し、看護について深く学び、立派な看護師になりたいと強く思いました。
21.07.30
看護学科 第1回 オンライン体験入学会
7月27日(火)看護学科のオンライン体験入学会がありました。
2年ぶりに対面での開催に向け企画しておりましたが、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、やむを得ず今年もオンラインでの開催となりました。
ご参加いただいた12名のみなさん、ありがとうございました。
当学科の体験入学会は、毎年2年生が協力してくれます。
学校生活の紹介やキャンパスツアー、演習のお手伝いなど分担し、昼休みや放課後に集まってスライド作りなどの準備と練習を重ね、本番に臨みました。
演習では、母性看護学『お産』と成人看護学『感染防止策』について、それぞれの専任教員がミニ授業を行いました。
Web画面でお伝えできることは限られますが、少しでも当学科の雰囲気や学生たちの努力を感じとって貰えたのではないかと思います。
体験入学会の終了後は、学生主体の懇親会も設けました。
始めは緊張気味でしたが、担当学生の声掛けに次第に和んでくれたようで、色々と質問が出ていたようです。
来春、参加者の中から当学科に入学してくれることを期待しています。
8月18日(水)には、第2回目のオンライン体験入学会を開催いたします。
たくさんのご参加お待ちしております。
① お産
② 感染防止対策
協力してくれた2年生10名です。暑い中、頑張ってくれました。
参加学生より
- 実際に学校にきて体験した方が良いと思いますが、画面を通して伝わったら良いと思いました。
- まだまだ、この学校の良さを伝えたかったです。
- 緊張しました。自分たちの声が届いたか、不安ですが懇談会の時はリラックスしていろいろ話すことができて良かったです。
- これを機に、入学に繋がれば良いなと思いました。
- 自分が進路や進学を考えた高校3年の夏を思い出しました。受験勉強頑張ってください。
- 私たちと一緒にこの学校で看護師を目指しましょう。
21.07.12
母性看護学〔学内演習・病院実習〕
2年生「母性看護学方法論Ⅰ」では、妊娠の成立や経過を講義で学んだあと、妊婦体験をしました。
男子学生も妊婦ジャケットをつけて妊婦になりました。
【 男子学生の感想 】
母親がこんなに苦労して産んでくれたことに感謝の気持ちを抱きました。また、いつか自分も結婚し子供ができたときには妊婦体験で感じた気持ちを忘れずお嫁さんをサポートできるようになりたいと思いました。 寝るときは仰向けよりも、横向きが楽でした。起き上がるときはすぐに体を起こせなくて大変でした。
女子はみんな母の顔になっています。
【 女子学生の感想 】
- 階段を下りる際、腹部が大きいため階段を見ながら下りることが出来ませんでした。妊婦は階段を安全に下りることが出来ない恐怖心と、もしも転倒して胎児に何か起こってしまうかもしれないという不安感を強く抱くと思いました。階段を下りる際だけではなく、歩行する場面においても妊婦の心情と身体の動かしにくさを受け止めて看護をすることが大切だと思いました。
- 思った以上にずっしりと重たく、歩くのも一苦労でした。ものを拾う時も、普段なら腰を曲げて取っているのに、お腹が大きいと曲げるのも大変だったので、膝を曲げてとる必要があり、エネルギー消費量が多いように感じました。また、服や靴下の着脱もお腹が大きいととてもしづらいことがわかりました。
こちらは、レオポルド触診法(妊婦の腹部の診察)をしています。
胎児の位置が分かることに凄く感動しました。
羊水の量や、足の位置がわかりました。
3年生はかみいち総合病院で実習中です。
入院中の妊婦さんの胎児心拍陣痛モニターの検査を見学し、おなかに触れさせていただきました。
助産師として勤務している先輩(卒業生)がいるので心強いです。
生後5日目の新生児の心拍を聴診しています。
泣いたり、動いたりするので、難しいです。
21.07.09
7/27(火)・8/18(水) オンライン体験入学会開催〔タイムスケジュール〕
オンラインですが、7月27日(火)と8月18日(水)に体験入学会を開催いたします。
タイムスケジュールは下記の通りです。
| 9:45~ |
開設 オリエンテーション |
| 10:00~ |
『看護学科の紹介』 学科長 |
| 10:10~ |
『わたしたちの学校生活』 2年生 |
| 10:20~ |
キャンパスツアー:2年生 |
| 10:30~ |
演習①『お産』母性看護学専任教員 演習②『感染対策について』基礎看護学・成人看護学専任教員 |
| 11:00~ |
終了 アンケートのお願い |
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学生懇談会:2年生がいろいろな質問に答えてくれます |
体験入学会に協力してくれる2年生たちです。
この他に、男子学生も協力してくれます。
皆さんにお会いできるのを楽しみに、着々と準備を進めています。
現在、参加申し込みを受け付けております。
お申し込みは、オープンキャンパス・説明会のページ からお願いします。
たくさんのご参加をお待ちしています。
21.07.09
1年生の授業風景『芸術~民謡~』
本学科の履修科目には、感性豊かな人間性を育むことを目的とした『芸術』の授業を実施しています。
作品の解釈と鑑賞を通して、自らも物語り、表現することを学ぶ【文芸】と唄やリズムに残された地域の文化を知り、コミュニティーの意味や役割について考える【民謡】の2部構成になっています。
今回は、【民謡】の授業の様子をお伝えします。
「民謡は日常生活の中から生まれた民の唄であり、長年歌い継がれている音楽です。民謡の傍にあり、唄を盛り上げるための伴奏として三味線があります。民謡を通して地元を知ってほしいと思います。」と話されたのは、講師で ”しゃみせん楽家” 代表の濱谷 拓也 先生です。
富山県の代表的民謡 ♪ こきりこ節 ♬
滑川市に伝わる地元民謡 ♬ ほたるいか音頭 ♪
この2曲を通して、郷土の人々の暮らしや気持ちを知り、思いを共有しました。
学生からは、「民謡で普段は触れることができない文化に触れられて良かった。」や「三味線を弾いてみたかったな。」という声が聞かれました。
看護の対象は高齢者が多くなっていますので、コミュニケーションに役立てて貰いたいと思います。
21.07.06
上市高等学校 県内進路研修
6月30日、上市高等学校1年生の生徒さんが県内進路研修で来校されました。
希望の学科に分かれて行い、看護学科には9名参加されました。
最初に、看護学科長が「看護師への道」について講義をしました。
次に、看護実習室へ移動し、少しだけ演習体験をしました。
まずは、アルコール消毒薬で手指を消毒します。
心臓や肺などの音を聞くことができるモデル人形に、聴診器を当てます。
初めて使う聴診器、音が大きく聞こえてびっくりしたのではないでしょうか。
専任教員からの正しいマスクのつけ方について、講義もありました。
必要な対策をきちんとして、マスクをしなくてもいい生活に戻りたいですね。
かわいい高校生に囲まれ、モデル人形の小春さんもうれしそうでした。
看護や当校に対して興味を持ってもらえたでしょうか。
7月、8月にはオンラインでの体験入学を予定しています。
皆さんのご参加、お待ちしています!
21.06.02
3年生 臨地実習に向け特別講義(3月の様子)
実習は、看護実践能力を育成する基礎看護教育において重要な学習です。
実践能力である理論的知識、判断能力、人間関係への適応能力、問題解決能力、倫理的側面、看護技術は実習を通して習得していきます。
4月より本格的に臨地実習に取り組んでいる3年生は、現在、自己の健康管理・感染予防策を講じながら奮闘する毎日です。
本格的な実習に先立ち、去る3月に2名の講師をお招きし、実習に活かせるよう特別講義をして頂きました。少し遡ってその時の様子をお伝えしたいと思います。
最初に『糖尿病患者へのフットケア』の様子です。
講師は、厚生連滑川病院 フットケア外来担当 主任看護師 高島英子先生でした。
糖尿病についての講義…まずは基礎知識から |
フットケアに必要な物品 |
「モノフィラメント」による圧触感触れているの分かりますか?? |
胼胝(べんち)の処置中削っています!! |
学生の学び
・足の形には3種類あり、外反母趾になりやすい形や指の内側に魚の目ができやすい形があること
を学んだ。
・胼胝や鶏眼の位置でその人の歩き方のくせや特徴が分かる。そのことから転倒リスクをアセスメ
ントし看護計画に繋がると感じた。
・爪の切り方ややすりでの削り方を見学して、患者さんに痛みを与えないための正しい技術の習得
が大切であると学んだ。
・実習中何気なく行っていた足浴であったが、改めてその意義について考えることができた。
5月現在、足浴実習中に「あっ、この方の足はエジプト型だ!と思うことがある」「洗うだけでなく、観察を忘れないように注意している」と学生の声が聞かれました。
“足を診て、触って、聴くことで、生活状況やセルフケアの状況が分かる”足浴について考えてみましょう。
続いて、『呼吸器疾患看護~体位ドレナージ・在宅酸素療法~』
かみいち総合病院 看護師長 慢性呼吸器疾患看護認定看護師 大井亜紀先生の特別講義です。
肺の解剖から始まり、視診・聴診・触診と講義は進みます。
更に、体位ドレナージ、在宅酸素療法・ネーザルハイフロー療法と体験型演習は続きます。
自分が思う肺の位置を書いてみましょう! |
ちょっと小さくない?? |
![]() |
「在宅酸素療法(HOT)」 鼻腔用カニューラを実際に装着し酸素を吸ってみました。 |
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「スクイージング(徒手圧迫法)」 痰が貯留する部位に相当する胸壁に手掌を広げて置きます。 |
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上葉…第4肋骨より上の胸郭に手を置き圧迫する
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第8肋骨と中腋窩線の交点より上部を圧迫する。 |
力の加減が難しい! |
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【学生の学び】
・人体における肺の正しい位置について学んだ。
・バイタルサイン値など正常から逸脱しているのを見るのではなく、その方における呼吸のパターン
の特徴を把握することが大切であると分かった。
・今まで在宅酸素療法は患者さんの活動範囲を広げることができるため、自分らしく生きることが
できるようになると考えていた。しかし、実際にカニューラを付けた自分の姿を見て、このまま
で外出はしたくないと思った。
・排痰を促す援助にスクイージングという方法がある。実際に行ってみると、呼吸がしやすくなった
り、気持ちが楽になったりした。
5月現在、呼吸音を聴取するときは、肺の大きさを意識するようになったと感じます。
聴診の機会はそれほど多くありませんが、積極的に聴取しようとする意識が伝わってきます。
患者さんの呼吸パターンを把握することが大切です。診ること、触ることを忘れずに!
21.05.18
「看護フェスティバル」学校紹介
5月12日「看護の日」に伴う看護週間に合わせた看護フェスティバルが5月9日、富山県看護協会で開催されました。
今年度は高校生のみを対象とし、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、事前申し込みのあった30人の参加がありました。
どのブースでも真剣な眼差しで臨む姿が印象的でした。
さまざまな体験を通して看護職への理解を深める機会となっていたようです。
また、看護職員らによる体験談の表彰式や、新人看護職員の体験発表もありました。
学校紹介コーナーでは、県下9校がポスターを展示し、進路相談の場が設けられていました。
本校では、一番の特色である他学科が併設されていること、新川広域圏唯一の看護学校であることをアピールしました。
夏に体験入学と個別相談会が予定されていることも伝えました。
進路相談する高校生 救急看護認定看護師による説明
最後に、看護学科の2021年度体験入学は、7月27日と8月18日を予定しています。
詳細は後日公開予定です。
たくさんの参加、お待ちしています。
21.05.14
特別講義(コミュニケーション)
4月23日(金)3・4限 特別講義(コミュニケーション)がありました。
毎年、新入生を対象に①学生間の交流を深め、②楽しい学生生活を送る事を目的に行われています。
昨年はコロナ感染拡大により中止となりましたが、今年は感染予防対策を講じて各学科で行われました。
講師は株式会社よしともコミュニケーションズの高沢由美先生です。
快活明朗な先生の話術と斬新なスライドに魅了されました。
コミュニケーションの始まりは挨拶、あいづちや感想・質問を加えながら双方向でのやり取りが大事だと学びました。
与えられたワークを重ねていくうちに緊張もほぐれ、楽しそうに相手の話に聞き入っていました。
途中、十分な換気を行い、あっという間に終了しました。
学 生 の 感 想
・コミュニケーションは生きていく中でなくてはならない。
・学籍番号が近い友だち以外の人とも仲良くなれた。
・人に褒められると嬉しく話が弾んだ。
・第一印象でその人のイメージが決まるので自分の姿勢を考えていきたい。











































































