看護学科

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看護学科の一覧です。

23.04.28

看護学科新入生の様子① 入学式から新入生オリエンテーション

 

4月6日(木)に入学式が行われました。

 

理学療法学科20人、看護学科20人の新入生代表として、看護学科 悟道音羽さんが「宣誓」しました。

 

 

式典に際し、滑川市長や実習施設、看護協会、同窓会などからたくさんの祝電を戴きました。

ありがとうございました。

 

 

式典終了後、杉原看護学科長が列席されたご家族へ、学生生活について説明しました。

 

保護者会の間、学生は4人ずつのグループで、施設内の説明を受けました。

 

 


 入学式翌日の4月7日(金)から入学時オリエンテーションが始まり、この日は「学則」「カリキュラム」「3年間の学生生活」について説明を受けました。

 

看護学科3学年の交流会である「対面式」では、2・3年生の先輩からアドバイスをもらいました。

 

学生からは、

  • 看護学生として、日常の言葉使いや態度に注意し、清潔感を大事にしていきたい。
  • 患者さんに寄り添える看護師になるために、しっかり勉強し、患者さんの状態を把握できるようにしたい。
  • 先輩方の様子から、仲間意識が強くお互いに助け合っていると感じた。

といった声が聞かれました。

 

23.04.06

第3回 オープンキャンパス

2022年度3回目のオープンキャンパスを3月28日に行いました。

春休みの暖かな日に、4月から高校3年生に進級される生徒さんや看護に興味のある社会人の方が参加してくださいました。

はじめに杉原学科長と1年生3名による学校紹介を行いました。

学科長の説明は、4月から2年生になる学生も1年を振り返り一緒に聞きました。

 

 

その後、教員による模型を使った15分のミニ講義「循環器のしくみ」を受け、実習室でシミュレーターを使い「呼吸音」「心音」を聴診器で聞いてみました。

血液を送り出す心臓の「音」や酸素を取り込む肺の「音」を確認しました。

また、実際に2年生から血圧測定を受け、自分の血圧を知りました。

血液を通す血管が狭窄すると「高血圧」となりますが、みなさんの血圧は正常でした。

最後に、2年生との座談会を行いました。

参加者からは受験対策や入学後の学習方法など質問があり、和気あいあいと進んでいました。

 

 

参加者の感想

  • 授業の様子、看護師になるうえで気を付ける事、大事なことを知ることができた。
  • どんな人に看護師が向いているのか知れて良かったです。
  • 学校生活が楽しそうだった。
  • 模型などを使ってすごく分かりやすい講義だった。
  • 心臓について詳しく知れた。

 

2023年度もオープンキャンパスを企画しています。

看護に限らず医療に少しでも興味のある方は、一度参加してみませんか?

ぜひお待ちしております。

 

23.03.30

2022年度学生学習交流会

去る3月6日の午後に理学療法学科・介護福祉学科・看護学科の3学科の学生が3年ぶりに一堂に会し、多職種連携の活動について学びました。

 

看護学科からは2年生が参加しました。

学生たちは6~8人ずつのグループに分かれ、模擬患者さんの事例をもとに模擬多職種カンファレンスを体験しました。

 

模擬患者さん:富山よしこさん(70歳の女性)は脳出血を発症し、左片麻痺が残りました。

本人・家族ともに自宅退院を望み、リハビリテーションを頑張っています。

 

そのような富山さんご本人とご家族の退院に向けた目標と その目標を達成するための計画について、理学療法士、介護福祉士、看護師の視点からの意見を出し合いました。

それぞれの職種の視点に基づいた意見は、患者を理解するための視野を広げるのに繋がったようです。

グループでとりまとめた富山さんの退院へ向けた目標と計画を発表しあい、質疑応答の時間もとりました。

他のグループの発表を聞くことにより、更に患者理解のための視野が広がったようです。

最後に、富山市まちなか診療所の三浦先生にご助言をいただきました。



現在の医療福祉界は多職種連携ができる人材が求められています。

今回の機会を通して得た学びを是非今後に生かしてほしいです。

 

 

23.03.13

2022年度 看護学科卒業式

日差しの中に春の気配が感じられる季節となった3月9日、当校の卒業式が挙行されました。

今年度も新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、学科毎での開催となりました。

看護学科では、27名の卒業生が巣立っていきました。

 

 

長谷川学校長より、卒業生の代表者に卒業証書が授与されました。

 

次に、優秀な卒業生に贈られる創設者 山田禎一賞が、小林理事長より授与されました。

 

卒業生の謝辞
在校生からの花束贈呈

 

最後はマスクを外し、かわいい笑顔で集合写真を撮りました。

 

4月からは看護師として働き始めます。

健康に気を付けて、思いやりを持った素敵な看護師になれるように頑張ってくださいね。

 

23.03.07

地域・在宅看護論概論Ⅰ(演習・校外学習)

今年度からカリキュラムが改正となり、昨年度まで「在宅看護論」としていた領域が「地域・在宅看護論」と名称を変え、統合分野の位置づけから基礎看護学に次ぐ位置づけとなりました。

その中で「地域・在宅看護論概論Ⅰ」は新カリキュラムとなって初めて開講した科目です。

授業を通して、地域生活の中に実践されている看護を理解することを目指し、①地域の特徴を調べ、②地域の方の生活を聞き、生活の中にある健康を維持するための方法を学びました。

 

① 地域の特徴調べ

7つのグループに分かれて滑川市にある7つの小学校それぞれの半径4㎞圏内を巡り、地域の特徴についてまとめ・発表をしました。

 

 

②地域の方の生活を聞き、生活の中にある健康を維持するための方法を学ぶ

地域で元気に生活される住民の方から、その秘訣を聞くために介護予防教室に参加しました。

今年は、2月9日に寺家会館へ、2月21日に追分会館へお邪魔しました。

地域の会館に週1回~月1回集まり、地域包括支援センター作成の映像に合わせて、キラピカ体操を行いました。

 

 

車を運転して来られる方や歩いて来られる方、60~90歳代(最高齢93歳)の元気な方が、会館に続々と集まります。

音楽に合わせてテンポよく、左右非対称の動きやスクワット運動を次々にこなされていました。

干支のカレンダー作りやコロナ禍以前は昼食を作って、一緒に食べることが楽しみだったと話されていました。

 

座談会では

  • 溝にはまって転倒するまで(怪我はしなかった)自転車に乗っていた。みんなに会えるのが楽しみ。(93歳女性)
  • 長年売薬をしていた。最近は畑仕事に精をだし、家で採れた野菜を食べている。(88歳男性)
  • 万歩計を付けて毎日歩いている。(70歳代女性)
  • お世話をしている方がいるからこの集まりが続いている。有難い。
  • 参加されている男性は市議会議員さんや歴代の町内会長さんです。
  • 現在の身体の困りごとを看護学生さんに聞いてみたい。どんな看護師になりたいですか?
  • 地域の方がここに集い、体操や交流を図ることで、家に閉じ籠ることなく社会活動を続けることが出来ている。
  • みんなの元気な顔を見ることで元気を貰えるし、その日お休みした方がいれば案じている。

 

 

学生の感想

  • 参加者の心の持ちようや考え方がとても若いと思った。
  • とても良いコミュニケーションの場となっている。
  • 良い生活習慣があると病気や筋力低下を予防できることが分かった。
  • 自分が思う高齢の方のイメージと実際は大きく違っていた。
  • 生活の中に楽しさや生きる意味を見出し、それを共有することで会話が増えている。
  • 「将来をよろしくね。」という言葉を貰い、信頼して頂ける看護師になろうと強く思った。

 

23.03.03

高齢者疑似体験・福祉用具体験

2月24日、富山県介護実習普及センター(サンシップ)にて高齢者疑似体験に行ってきました。

※2023年4月より富山県介護実習普及センターは「とやま介護テクノロジー普及・推進センター」に名称が変わります。

1月に実施予定でしたが、新型コロナ感染拡大の影響で延期していた体験です。

 

担当の先生方の指導のもと、サポーターや重り、眼鏡で一気に後期高齢者の体感となりました。

体験後には、

  • 思った以上に見えにくく、日常生活で苦労することが多くあるだろうなと思った。
  • 身体がずっと重くて、何もしたくない感じがした。
  • 高齢者が猫背になる理由がわかった。
  • 視覚と聴覚が鈍くなることが特にストレスだった。
  • 杖の重要性がわかった。

などの感想を述べていました。

 

また、介助したことによって、

  • 私たちが当たり前にできることも高齢者にとっては難しくて時間のかかることだと分かった。もっと優しく関わりたいです。
  • 何か困っていそうな方がおられたら、積極的に手伝ってあげたいと思った。
  • 生活する上での厳しさを体験して、高齢者の気持ちが少し理解できたので、相手のことを考えながらかかわっていきたい。

 

ベッド、移動介助用具、歩行介助グッズ、食事介助・排泄関連グッズなど色々な福祉用具にふれ、一部体験することで理解が深まったようでした。

 

今、サンシップは改修中で、次年度から介護ロボットを中心にリニューアルの予定とのことです。

どんな風になるのか、今から楽しみですね。

 

23.02.28

老年看護学Ⅰ実習にて:つるぎの庭(上市町)

老年看護学Ⅰ実習でのレクリエーション風景-第3弾-をお届けいたします。

まずは「どんぐりコロコロ体操」。

「どんぐりコロコロ」の歌にのせて、手足を動かし体のウォーミングアップ。

この体操は、普段使わない筋肉を動かすことで、関節痛予防や認知力低下予防に効果があります。

 

身体がほぐれたところで、次は「ジェスチャークイズゲーム」。

脳がほぐれ、脳の機能も活発になります。

「ジェスチャークイズゲーム」はジェスチャーとクイズを合わせることで、認知機能や記憶力、判断力のパワーアップが期待できます。

皆さんの歌ごえと笑顔、歓声と拍手が、新しい春のほほえみとなって会場を包み、素敵なひと時となりました。

 

 

23.02.14

老年看護学Ⅰ実習「なごみ学級」

2年生は1月24日~2月9日の間、領域別実習(1クール目)に臨みました。

同一法人のなごみ苑では、実習中の3人が老年看護学Ⅰ実習の一環として2月3日(金)にレクリエーション「なごみ学級」を開きました。

 

まず初めにリズム体操を行い、『365歩のマーチ』の曲に合わせて身体を動かしました。

学生の振りを真似してみなさん楽しそうでした。

普段、なかなか体操ができない療養者さんもたくさん参加してくださいました。

 

 

リズム体操で身体を動かした後は、クイズで頭の体操も行いました。

クイズ「日本で一番面積が小さい県は?」 → 答え「香川県」

など学生が用意した問題に、皆さん真剣に考えて答えてくださいました。

 

 

学生は今回の「なごみ学級」を開催するにあたり、

「どんな催しにすれば楽しんで貰えるのかな?」

「受け持ちの療養者さんは歌が好きだから歌を入れようかな?」

「みなさんが分かる曲にしたいね。」

など療養者さんの立場に立って、色々考えて企画しました。

体操は、本番の披露に向け何度も3人で合わせながら練習しました。

 

初めて企画したレクリエーションでしたが、療養者の皆さんに楽しんでいただけている様子を見て学生は喜んでいました。

企画した者が楽しむ事で、参加してくださった方々に楽しいひと時を届けることができました。

 

23.02.10

老年看護学Ⅰ実習 レクリエーション活動:節分会

1月24日から2年生の専門分野Ⅱ実習(領域別実習)が始まりました。

老年看護学Ⅰ実習では、滑川市内や近隣の老人保健施設にて実習します。

施設で入所する高齢者の特徴を全人的に理解し生活機能を整える援助ができること、多様な価値観を受容し良好な人間関係を築くことができること、そして施設・地域における関係職種・機関との連携・調整について学び、看護職の役割について理解することを目的とした実習です。

 

実習施設である魚津老人保健施設では、2月1日に節分会があり、学生2名が鬼役となってレクリエーション活動を盛り上げました。

節分の由来や豆まきについて説明があり、その後、豆に見立てた新聞紙で作ったボールを利用者の方々が鬼に当てる豆まき大会をしました。

「投げるよ~」「痛くない?」そんな言葉が飛び交い、手加減しながら当ててくださる優しい利用者の皆さんでした。

 

学生は、このようなレクリエーション活動が施設で生活する方々の心身機能を高め、他者との交流によって社会的交流を広げる目的があること、精神的安定を保持しADLやQOLの維持・向上に役立つということを実感しながら参加していました。

 

学生の感想

  • 笑顔と活気に溢れた節分の豆まきでした。いつもとは違う利用者さんの一面を見ることができました。
  • 豆まきをして楽しそうな様子の利用者さんたちから、逆に学生の自分たちが元気を貰いました。
  • スタッフの方々は利用者さん一人一人に声を掛け、準備から後始末まで各自役割を持ち一緒に楽しんでいる姿も印象的でした。

 

 

22.12.22

ケーススタディ発表会

本格的な冬が到来した12月初旬。2022年度ケーススタディ発表会が行われました。

3年生が自らの看護実践を研究的な視点でまとめ、発表しました。

多くの聴衆の前に立ち発表すること、後輩や教員からの鋭い質問、その質問への応答など、様々な緊張の中で精一杯、自分の看護実践と学びを響き渡らせることができました。


 


発表を終えた3年生は、実践した看護を文献を使って深く考察し、論文としてまとめあげた達成感、看護実践が患者さんにもたらす変化の手ごたえを胸に、プロフェッショナルへの歩みをまた一歩進めました。

 

 

 

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