20.07.28

車椅子を必要とする人の理解と介助方法

履修科目『生活支援技術Ⅱ』の中で、車椅子を必要とする人の理解と介助方法の習得を目的とした車椅子体験を取り入れています。

体験日は梅雨の中休みとなり、幸いにも晴天でした。

 

車椅子体験では、本校に隣接しているスポーツ・健康の森公園周辺を車椅子で散策をしました。学生が二人ペアになり、高齢者役、介護者役を交互に体験しました。

普段、何気なく通学で歩いている道ですが、車椅子体験を通して、段差や路面の凸凹により車椅子移動の障壁になることや車椅子に座っているから見える景色の違いを学んだようです。

また、段差や坂道などにおける車椅子の移動介助を通して、介護者として介護技術の習得に取り組んでいました。

 

 ■ 学 生 の 声

【車椅子介護を行って感じたこと】

 ・道路が斜めになっているところが多い。

 ・車椅子を押すテンポ・スピード調整・距離感覚が難しい。

 

【屋外で車椅子に乗車して、感じたこと】

 ・マンホールを渡る時に、すごく上下に揺れて怖かった。

 ・外でまったりするのは気持ちよかった。


スポーツ・健康の森公園周辺を移動介助する学生のみなさん
下り坂を降りる介助
(後ろ向きで降りる)
を行う学生
段差を上る介助を行う学生

おまけ・・・

天候が良く、暑い時間の外出になりました。すると授業の終わりに担任の前坂先生から学生へアイスクリームのプレゼント!! まさかのサプライズに学生は大満足でした。