21.02.01

介護ロボットを活用した次世代型介護技術―スカイリフト体験

これからの介護の1つに介護ロボットの活用があります。本学科では、次世代型介護技術に関する教育を積極的に取り入れており、介護ロボットの講義を行いました。

 

介護ロボットとは、情報を感知、判断し、動作する3つの要素を有する知能化した機械システムです。具体的には、コミュニケーション、移乗・移動支援、見守りなどがあります。

 

今回は、移動型ロボット「スカイリフト」を活用し、ベッドからの立ち上がり介護や、トイレに座る介護などを中心に行いました。

 

実際に移動型リフトを体験してみると、「安定していて、不安はなかった」「痛みもなく、快適だった」など意見がありました。一方、操作側は、「力が要らず、楽にできた」「操作が簡単で、大柄の高齢者の移乗もできそう」など意見が多くありました。介護ロボットを上手に活用すれば、対象者、介護者双方にとって、安心、快適な介護になることを実感していました。


移動型ロボットを装着する様子

 

 




操作ボタンにより立ち上がる様子

 


トイレに座る介護を行う学生