News & Topics

HOME > News & Topics

News & Topicsの一覧です。

20.03.31

作業療法学科22期生卒業証書授与式

昨今の新型コロナウイルス感染症の流行拡大を踏まえ、今年度の卒業式は縮小して執り行いました。

学科単位で卒業生と教員のみで行った卒業式でしたが、アットホームな式になったと思います。

これから作業療法士として臨床で働く仲間として迎え入れることを大いに祝うことができました。

卒業生の晴れ晴れとした顔を見ることができ、教員一同ほっとしています。

今後の皆さんのますますのご発展をお祈りしています。

 

開式の辞

 

 “卒業生代表の言葉“

 

みんなで “ハート♡”をかたどっています。

黒板のホタルイカとチューリップの絵は教員が心を込めて書きました。

20.03.09

卒業証書授与式

3月5日(木)は卒業証書授与式でした。

朝は時折あられ交じりの曇天に雷もとどろく肌寒さでしたが、卒業生を祝うかのようにだんだんと雲間から陽が差し始めました。

 

本来はご来賓やご家族に列席いただき、全学科合同で式典を執り行う予定でした。

しかしながら、新型コロナウイルス感染症の流行拡大により全体での式典を取りやめ、学科毎での卒業証書授与となりました。

 

学科長から一人ずつ卒業証書を渡された卒業生17名。

その表情は、この日のために纏った色とりどりの晴れ着のように、晴れ晴れとしていました。

最後に、学科長の祝辞をもって卒業証書授与式は滞りなく終了しました。

4月から看護師として働くにあたり「共に頑張りましょう」という学科長の言葉を心に受け止め、卒業生は学び舎を後にしました。

 

卒業生の約半数は実習病院に就職しました。

実習で頑張っている姿を楽しみにしています。

在校生も実習先で働く先輩の姿は励みになることでしょう。

 

 

 

1年生からのお祝いメッセージが書かれた、教室のホワイトボードをバックに集合!

 

 

20.03.04

日本・富山県介護福祉士会の役割と魅力を学生に発信

2月26日(水)、日本介護福祉士会・富山県介護福祉士会の入会説明会を行いました。

富山県介護福祉士会から副会長 中島理美様、理事 上坂茉美様のお二方をお迎えし、4月から介護現場で働く2年生に向けて、介護の魅力や日本介護福祉士会の役割など熱心に語って頂きました。

 

  副会長 中島さん    理事 上坂さん 

 

中島さんは、「利用者本位を大切に」、「『考える×能力×熱意』が自分を成長させる」など、介護観を持つこと、自己研鑽に取り組む大切さを話されました。また、上坂さんは、日本介護福祉士会・富山県介護福祉士会で多くの仲間に出会えたエピソードを紹介してくださいました。

これから介護福祉士として羽ばたく2年生にとって大きなエールになったと思います。

 

20.02.17

タイ・パーヤップ大学生と学生交流する!

 

2月3日~4日にタイ・パーヤップ大学看護学部の学生20名と引率の教員2名が当校を訪れました。

 

パーヤップ大学は、日本から約4,400Km離れた国タイの北部チェンマイ市にある大学で、タイ国内で最も古い1974年創立の私立大学です。

 

今回、日本の医療・福祉について学ぶため、卒業研修として日本を訪れました。

 

タイでも高齢化が進み、介護の知識・技術が必要となっているため、介護福祉学科では、日本の介護について研修をすることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

介護福祉学科での研修(1日目)

 

1)介護福祉学科2年生とパーヤップ大学生との交流会を行いました。

 

自己紹介を行い、お互いを知るためのコミュニケーションを行いました。

介護技術の一つであるコミュニケーション技術を使いながら、交流を深めていきました。

 

 

 

 

2)次に、生活場面や介護現場をテーマにして、ディスカッションを行いました。

例えば、

①タイでの入浴方法は?

 シャワーが一般的で、湯船につかるのは、

 ごく一部の方だけのようです。

②タイでの食事は?

 手を使って、タイ米を食べるそうです。

 日本のお米はとても美味しく、高級品だそうです。

 

 

 

3)研修1日目の2月3日は、節分ということで、

日本の伝統行事である「豆まき」を体験してもらいました。

 

豆をまく前に「鬼は外、福は内」と掛け声の練習を行い、タイの学生さんが興味津々になったところで、鬼が登場!

 

 

初めは、優しく豆まきしていたタイの学生さんも、邪気を払う意味を知ると、強く豆をまき始め、鬼が退散していきました!

 

 

4)学生同士の親睦が深まったところで記念撮影!

1日目の研修が終了しました!

介護福祉学科での研修(2日目)

 

1)日本式介護について講義と演習を行いました。

テーマは、食事介護です。なぜ、人は食事をするのか。利用者がよりよい生活をするための食事介護とは何か。

日本式介護の特徴を説明しました。

 

2)実際に食事介護の演習を行いました。

お茶にトロミ剤を入れて、トロミをつけてみました。

食べた感想をお互いに、共有しました。

 

 

 

3)小豆を箸で摘んでみました。30秒で何個、摘めるかな?(①写真)

次に福祉用具「箸ぞうくん」を使って、何個、摘めるかな?(②写真)

①写真

箸で摘みにくい!30秒で3個

②写真

「箸ぞうくん」を使うと30秒で15個!

日本は、お箸で食事をする文化。高齢や病気によって箸が使えず、スプーン等を使う工夫もあります。

しかし、その人が持っている能力をできるだけ使えるように工夫やアドバイスをし、その人が生活してき

た思いにできるだけ添うように支援することが、介護福祉士の役割です。

タイの学生さんは、上手にお箸を使っていました!

 

4)介護福祉レクリエーションを学習しました。

 ・レクリエーションとは何か

 ・介護とレクリエーションとの関係性について

 ・レクリエーションを行うための計画方法

 ・レクリエーションを行う時の注意点

 など、座学を行いました。

5)実際にレクリエーションを行いました。

「脳トレ」のグーパー体操を体験しました。

さすが、皆さん若い学生さん達なので、スムーズにできました!

日本の童謡とタイの「象さんの歌」に合わせて体操を楽しみました。

 

6)折り紙を使って「鶴」を折ってみました。

折り紙をした経験のある学生さんもいました。

タイでも折り紙をするのですね!

 

 

 

7)ちょっと時期が早いですが「ひな祭り茶会」を開催しました。
皆さん、興味津々。
日本の伝統文化を知ってもらいました。

 

 

8)「私もやってみたい!」との要望があり、希望する学生さんは、茶道体験をしました。

自分で点てたお茶は美味しかったようです。

 

 

 

 

 

 

9)無事、2日間の研修が終わりました。お疲れ様でした!

パーヤップ大学より記念品をいただきました!

 

 

先ほど作った鶴をリボンでつなげて、学生さん達の健康と国家試験合格を願いました。

3月にタイの看護師国家試験があるようです。

記念撮影!

タイの学生さんは、皆さん素敵な方々でした。

どの国においても、高齢化の問題は深刻化しています。

その中で、国境を越え、日本式介護が少しでもお役に立てればと思います。

 

 

20.02.17

国試合格祈願イベント!

絶対合格するぞ!!
作業療法士国家試験の合格祈願イベント「恵方巻」

 

今年の節分は雪がない、春のような気候となりました。

 国試の受験生たちは体調を崩すことなく、最後の追い込みをかけています。
そんな受験生たちを励まそうと、今年も学科長から「恵方巻エール」がありました。
絶対合格するぞ!!

 

 

 

 

 

 

20.01.31

介護総合演習Ⅱ~介護技術実習に向けて準備をしよう!~

皆さん、こんにちは。

いよいよ、1年生が2回目の実習を行います。

 

1回目の実習は、前期に「介護基礎実習」を行いました。

介護基礎実習の目的は、介護施設の目的や役割を学び、利用者さんや介護施設の職員とコミュニケーションをとることです。

利用者さんとコミュニケーションをとることは、簡単なことではありません。

コミュニケーションをとるには、「技術」が必要です。

技術を身につける為に、学校で学んだことを基本にして、実習を行っていきます。


2回目の実習は、1月末から「介護技術実習」を行います。

介護技術実習の目的は、実習を行う施設の指導者と共に、学校で学んだ介護技術を利用者さんに行います。

 

前期の実習で学んだ、コミュニケーション技術を使いながら、車椅子移動介助や食事介助・排泄介助・入浴介助等の介護技術を高め「利用者さん一人ひとりに合った介護とは何か」を考え、学びます。

 

その為には事前に「高齢者の体や気持ちになってみる」ことで、一人ひとりに合った介護とは何かを考えておく必要があります。

そこで、富山市内にあるサンシップで高齢者疑似体験を行いました。

1)高齢者の身体的な状態を下記の道具を使って、疑似体験してみます。

 

・耳には、耳栓

・目には、色つきのゴーグル

・体には、重りを入れたベスト

・関節には、関節の動きを止めるサポーター

・手足には、重り

2)入浴してみました。

足の関節が動きにくいので、浴槽に入るのにも一苦労。

浴槽から出る時も、関節が動きにくく出る事ができない学生もいました。

「お風呂に入る気にならないね。」と意見がでました。

3)階段を降りてみました。

色つきゴーグルで、周りが見え難く、杖で階段の段差を確認しながら降りています。

とても危険なので、介助者がサポートしています。

「転びそうで、怖い。」と意見がでました。
 4)自動販売機で飲み物を買ってみました。

「これ、いくらのお金を出してますか?」と

介助者に聞いています。

手袋をしているため、お金を触れている感覚が少なく、いくらのお札・硬貨を出しているか分かりません。

「お金を取り出すのが、面倒だね。」と意見がでました。

5)新聞を読んでみました。

今日のテレビ番組は・・・

「見えません」

文字が小さいと、見えていないようです。

「新聞を読む気にならないね。」と意見がでました。

6)箸を使って食事をしてみました。

「箸でつまんでますか?」と介助者に聞いています。

つまんでいることが、わからないようです。

「ごはんを美味しく食べることができないなぁ。」と

意見がでました。

高齢疑似体験を通して、身体的不自由さから活動意欲低下し、精神的な影響を及ぼすことを学びました。

では、どのように介護すれば、利用者さんが充実した生活を送れるのでしょうか?

1月末の実習で「一人ひとりに合った介護技術とは何か」を学んできます!

 

20.01.31

作業療法士国家試験の受験勉強、真っただ中!

3年生は、現在2月23日の国家試験に向け猛勉強中です。

基礎医学、臨床医学、作業療法学の膨大な範囲のため、1日約7時間勉強しています!!
グループで取り組む学生、個人で取り組む学生、自分が集中できるスタイルに合わせて行っています。

残り1か月余り、体調に留意しながら後悔のないよう励んでください!

 




 

20.01.31

学外実習でのレクリエーション

2年生が「老年期作業療法治療学」の授業の一環で3日間の学外実習に行ってきました。

場所は滑川市にあるデイサービスです。開放的で、景色もよく、職員さん方の温かいご協力もあり、とても充実した実習になりました。

 

学生は、①利用者の方と良い関係を築くこと、②レクリエーションの企画と実施すること、③利用者の方の日常生活について知ることを目標として実習に取り組みました。

3日間だけの校外実習でしたが、最後の日には泣いて別れを惜しんでくださり、学生にとっても貴重な体験となりました。

 

来年からは本格的な実習が開始します。今回の実習を自信につなげ、役に立つ作業療法士に成長してくれるよう祈っています。

 


 

20.01.31

学生交流学習会の様子

今年も富山市のまちなか診療所の三浦先生、当校の理学療法学科卒業生の堀田さんにお越しいただき、作業療法士、理学療法士、看護師、介護福祉士の4職種で対象者の方をサポートする多職種連携支援について学びました。

サポートの必要な対象者を例に挙げて、生活する上で十分に出来ていないことを支援するために、目標の共有、役割分担を意識してディスカッションしながら学びます。
例年、学生の成長が感じられる楽しみな行事で、アンケートでは学生の前向きな感想が聞かれます。

 

<作業療法学科学生の感想>

・作業療法は対象者の今後の生活について、身体機能面から価値や役割、習慣など全体的にとらえて

 利用できる環境も総合的にアプローチしていくことが分かった。

・急性期では、患者さんの不安な気持ちや回復の見込みなども考えなければいけないので、思いに

 寄り添いながら目標や治療を行うことが必要と思った。

・他の職種では、それぞれ患者さんのニード(希望すること)に合わせた考え方が異なるので、交流

 してお互い意見交換をしながら患者さんの思いに沿った治療やリハビリテーションを行うことが

 大事だと思った。

・今日の経験を臨床で生かして、他部門とも協力して対象者さんにより良い医療を提供できる作業療

 法士を目指したい。

20.01.24

4学科による多職種連携を学ぶ~学生交流学習会~

2020年1月9日(木)

介護福祉学科2年生は、理学療法学科、作業療法学科、看護学科の学生と一緒に多職種連携についての学びを深める「学生交流学習会」に参加しました。この学生交流学習会は、1つの事例(T氏)を検討し、それぞれ医療福祉職の視点や役割の理解を目的としています。

4学科の学生がグループに
分かれて話し合う

事例検討では、「どのような支援をすれば対象者の望む生活が実現できるか」、学生間で議論しました。それぞれの立場からの意見は、学生の視野や考え方を広げるきっかけになります。実際学生からは、「自分の役割を理解することができた」、「多職種連携ができるとよりよい介護につながる」など意見が聞かれ、学びの多い時間になりました。

各学科の立場から意見を出し合う

事例T氏の支援内容をまとめる

事例T氏の望む生活の実現へのまとめ

News & Topics