20.03.09
卒業証書授与式
3月5日(木)は卒業証書授与式でした。
朝は時折あられ交じりの曇天に雷もとどろく肌寒さでしたが、卒業生を祝うかのようにだんだんと雲間から陽が差し始めました。
本来はご来賓やご家族に列席いただき、全学科合同で式典を執り行う予定でした。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の流行拡大により全体での式典を取りやめ、学科毎での卒業証書授与となりました。
学科長から一人ずつ卒業証書を渡された卒業生17名。
その表情は、この日のために纏った色とりどりの晴れ着のように、晴れ晴れとしていました。
最後に、学科長の祝辞をもって卒業証書授与式は滞りなく終了しました。
4月から看護師として働くにあたり「共に頑張りましょう」という学科長の言葉を心に受け止め、卒業生は学び舎を後にしました。
卒業生の約半数は実習病院に就職しました。
実習で頑張っている姿を楽しみにしています。
在校生も実習先で働く先輩の姿は励みになることでしょう。
1年生からのお祝いメッセージが書かれた、教室のホワイトボードをバックに集合!
20.03.04
日本・富山県介護福祉士会の役割と魅力を学生に発信
2月26日(水)、日本介護福祉士会・富山県介護福祉士会の入会説明会を行いました。
富山県介護福祉士会から副会長 中島理美様、理事 上坂茉美様のお二方をお迎えし、4月から介護現場で働く2年生に向けて、介護の魅力や日本介護福祉士会の役割など熱心に語って頂きました。
副会長 中島さん | 理事 上坂さん |
中島さんは、「利用者本位を大切に」、「『考える×能力×熱意』が自分を成長させる」など、介護観を持つこと、自己研鑽に取り組む大切さを話されました。また、上坂さんは、日本介護福祉士会・富山県介護福祉士会で多くの仲間に出会えたエピソードを紹介してくださいました。
これから介護福祉士として羽ばたく2年生にとって大きなエールになったと思います。
20.02.17
タイ・パーヤップ大学生と学生交流する!
20.01.31
介護総合演習Ⅱ~介護技術実習に向けて準備をしよう!~
いよいよ、1年生が2回目の実習を行います。
1回目の実習は、前期に「介護基礎実習」を行いました。
介護基礎実習の目的は、介護施設の目的や役割を学び、利用者さんや介護施設の職員とコミュニケーションをとることです。
利用者さんとコミュニケーションをとることは、簡単なことではありません。
コミュニケーションをとるには、「技術」が必要です。
技術を身につける為に、学校で学んだことを基本にして、実習を行っていきます。
介護技術実習の目的は、実習を行う施設の指導者と共に、学校で学んだ介護技術を利用者さんに行います。
前期の実習で学んだ、コミュニケーション技術を使いながら、車椅子移動介助や食事介助・排泄介助・入浴介助等の介護技術を高め「利用者さん一人ひとりに合った介護とは何か」を考え、学びます。
その為には事前に「高齢者の体や気持ちになってみる」ことで、一人ひとりに合った介護とは何かを考えておく必要があります。
そこで、富山市内にあるサンシップで高齢者疑似体験を行いました。
高齢疑似体験を通して、身体的不自由さから活動意欲低下し、精神的な影響を及ぼすことを学びました。
では、どのように介護すれば、利用者さんが充実した生活を送れるのでしょうか?
1月末の実習で「一人ひとりに合った介護技術とは何か」を学んできます!
20.01.31
学外実習でのレクリエーション
20.01.31
学生交流学習会の様子
今年も富山市のまちなか診療所の三浦先生、当校の理学療法学科卒業生の堀田さんにお越しいただき、作業療法士、理学療法士、看護師、介護福祉士の4職種で対象者の方をサポートする多職種連携支援について学びました。
サポートの必要な対象者を例に挙げて、生活する上で十分に出来ていないことを支援するために、目標の共有、役割分担を意識してディスカッションしながら学びます。
例年、学生の成長が感じられる楽しみな行事で、アンケートでは学生の前向きな感想が聞かれます。
<作業療法学科学生の感想>
・作業療法は対象者の今後の生活について、身体機能面から価値や役割、習慣など全体的にとらえて
利用できる環境も総合的にアプローチしていくことが分かった。
・急性期では、患者さんの不安な気持ちや回復の見込みなども考えなければいけないので、思いに
寄り添いながら目標や治療を行うことが必要と思った。
・他の職種では、それぞれ患者さんのニード(希望すること)に合わせた考え方が異なるので、交流
してお互い意見交換をしながら患者さんの思いに沿った治療やリハビリテーションを行うことが
大事だと思った。
・今日の経験を臨床で生かして、他部門とも協力して対象者さんにより良い医療を提供できる作業療
法士を目指したい。
20.01.24
4学科による多職種連携を学ぶ~学生交流学習会~
2020年1月9日(木)
介護福祉学科2年生は、理学療法学科、作業療法学科、看護学科の学生と一緒に多職種連携についての学びを深める「学生交流学習会」に参加しました。この学生交流学習会は、1つの事例(T氏)を検討し、それぞれ医療福祉職の視点や役割の理解を目的としています。
4学科の学生がグループに |
事例検討では、「どのような支援をすれば対象者の望む生活が実現できるか」、学生間で議論しました。それぞれの立場からの意見は、学生の視野や考え方を広げるきっかけになります。実際学生からは、「自分の役割を理解することができた」、「多職種連携ができるとよりよい介護につながる」など意見が聞かれ、学びの多い時間になりました。
各学科の立場から意見を出し合う |
事例T氏の支援内容をまとめる |
事例T氏の望む生活の実現へのまとめ |