18.05.09
卒業生リレー(6)
第10期卒業生の岩田 奈緒子(旧姓 西田)さんから写真とメッセージを頂きました。
<利用者と楽しくおやつ作り> <光風苑パンフレットより>
学校卒業後、特別養護老人ホーム光風苑に就職し、介護福祉士として入居者の方々と関わってきました。勤続10年になりますが、その間に結婚、出産を経験し、今では三児の母となりました。光風苑は、福利厚生が整っており、育児休暇をしっかりと取ることができました。復帰後も、子どもが小さいうちはフルタイムで働くことが難しくなりましたが、勤務形態を考慮してもらい働き続けることができています。
光風苑には4つの拠点があり、現在は堀川南光風苑のデイサービスで働いています。デイサービスでの勤務は4年ほどになりますが、試行錯誤しながら毎日を送っています。介護は人と人との関わりです。特に私は要支援の利用者の方へは、やり過ぎない介護を心がけています。デイに来られた方が、夕方にはご自宅へ帰られます。普段やっておられること、できることを活かしながらデイでどのように支援していけば良いのか常日頃から考えています。要支援、要介護と身体機能に大きな幅はありますが、今日もデイにきて良かったと笑顔で帰って頂けるように、これからも利用者の方々を支えて行きたいと思っています。
18.03.16
卒業生リレー(5)
今回は、3期生の宮崎(旧姓:平田)あかりさんです。
現在、介護老人保健施設なごみ苑の関連施設であるデイサービス滑川倶楽部で生活相談員としてご活躍中です。
【主任 魚浦さんと共に】
あかりさんが介護福祉士を目指したきっかけは、小学校のボランテイアで独居宅訪問をした経験から、福祉の仕事に興味をもったそうです。現在、日々の仕事の中では、ご利用者様が相談話をしやすいように、毎日笑顔を絶やさず、家庭的な温かい雰囲気づくりを心掛けて勤務しているそうです。
その中で、一人ひとりの会話を大切にして、“やりたい事”、“やってみたい事”を引き出し、本人のADL(日常生活動作)に合った作業や過ごし方を提供できるよう、職員同志の情報交換も大切にされているとのこと。
また、日本の大変な時代を過ごしてこられたご利用者様のお話は、全て勉強になり、自分自身を成長させてもらっているそうです。そして、常に「尊敬・感謝・笑顔」を忘れず、今後とも頑張っていきたいとのこと。
一方、家庭では、素敵なお母さんです。2人のお子さんがされているスポーツの応援と成長が楽しみだそうです。また、毎年、家族との旅行・キャンプも計画して、いい時間を過ごしているそうです。
18.01.25
手話サークル
本校に手話サークルが発足し、第1回目のサークルが12月15日(金)に開かれました。
介護福祉学科では、これまでも2年生の授業で手話を学んだり、1年生は毎年11月に行われる「介護の日フェスティバル」で手話コーラスを披露するなど、開設当初から積極的に手話を取り入れてきました。そんな中、「楽しく学んでいける場をつくりたい」との声が挙がり、学科の垣根を越えて手話に興味がある人を募って手話サークルを立ち上げることになりました。
本格活動は年明けからの予定で、聴覚障がいのある方との交流や講師の先生からのご指導なども予定しております。毎月第1・第3金曜日が活動日です。全学科・全学年を対象としておりますので、興味のある方はぜひ参加してみてください。
18.01.15
卒業生リレー(4)
前回の8期生 高瀬 悠貴(たかせ ゆうき)さんからのリレーを受け取ったのは、滑川市にあるグループホームほたるの里に勤務されている10期生 池亀 利紗(いけがめ りさ)さんです。
グループホームほたるの里での仕事
グループホームほたるの里では、介護福祉士として入居者(認知症高齢者)の生活支援をされています。入居者の方々は、認知症や加齢・病気による体の不自由に伴い入浴動作や食事動作など難しくなったり、生活への不安や憤りを感じることがあります。
池亀さんは、身体面の支援だけでなく、精神面の支援もされておられます。また、入居者一人ひとりが家庭的な環境の中で、掃除や洗濯、食事の準備、針仕事など得意なことを活かせるような機会を提供し、安心・イキイキとした生活につながるように支援されているそうです。
介護の魅力を実感
介護の仕事をして改めて介護の魅力を感じることが多いそうです。池亀さんは、「介護の仕事は、利用者を支える印象が強いけれど、むしろ私たち介護する側も支えられていることが多くあります。先日も、私が悩んで落ち込んでいると入居者さんが寄り添ってこられて『どうしたの、大丈夫』と優しく声をかけてくださいました。」と述べておられます。
また、「入居者の方々とともに生活を送る中で、入居者のできること、得意なことなど新たな発見があり、毎日が新鮮で楽しい」と言っておられ、介護の魅力を日々実感されておられるようです。
プライベートの充実
一方、プライベートでは、音楽が大好き(特にロックバンドbacknumber)で、休暇に合わせて県外までライブを観に行かれるそうです。また、本学科の同級生とランチに行き、近況報告など親交を深め、仕事と休暇ともに楽しく充実した日々を送っておられるようです。
<入居者と一緒にごぼうのささがき中>
<一緒に家の中を散歩>
17.12.08
障害の理解 ―障がいのある人に対する介護―
11月24日(金)
本日は、跡治 宗一朗先生を特別講師にお招きし、演題「障害のある人に対する介護」について当事者の視点から講演して頂きました。
跡治先生からは、ご自身の幼少期から現在の就職先でのエピソードまで自己の人生経験を織り交ぜながら、障がい者の思い、考え方を話されました。また、障がい者を支援するためには、「障がい者と介護職が双方に理解を図ることが重要」と言っておられました。
この特別講義を聴講した1年生からは、「跡治さんから、実際の生活に関する思いを知ることができた」、「障がいを理解するには、実際にかかわることで気づかされることがある」と多数の感想が聴かれました。
今後も本学科では、あらゆる立場の講師をお招きし、実際の介護につながる講義を開講していきたいと思います。
17.11.27
卒業生リレー(3)
前回の3期生 高橋奈々さんからのリレーを受け取ったのは、滑川市にある特別養護老人ホーム 清寿荘に勤務されている8期生 高瀬悠貴(たかせ ゆうき)さんです。
平成18年の就職時は、介護福祉士として高齢者の生活を支援されていましたが、現在は生活相談員をされています。生活相談員とは、介護を必要とされている方々やそのご家族の相談業務に携わる仕事です。生活相談員として、介護が必要になった高齢者が望まれる生活を支えられるよう、要介護者ご本人やご家族との直接的な関わりを大切にされているそうです。
一方、プライベートでは23歳の時に結婚され、3人のお子さんを授かりました。仕事・育児と大変ながらも充実した日々を過ごされているそうです。また、20歳の時から小学生にバスケットボールの指導をされており、去年からは娘さんもバスケットボールを習いはじめたことから保護者としても関わるようになり、ご家族みんなでスポーツを楽しんでいらっしゃるそうです。
17.11.20
やって学ぶ講義~腰痛を防ぐ介護技術~
平成29年10月25日(水)
介護の基本Ⅱ(介護に携わる人の健康管理 知識と技術)
講師:水島 誠先生(富山県介護福祉士会理事)
「やって学ぶ講義~腰痛を防ぐ介護技術~」
今日は、本学科卒業生(第1期生)である水島先生による、「腰痛を防ぐ介護技術」の講義・演習がありました。
水島先生は、「実際にやってみよう!!」と講義室を飛び出し、介護実習室において身振り手振りで、丁寧に介護技術を教えておられました。学生も実際に寝返りや移乗などをやってみると、最初はうまくできませんでしたが、繰り返すうちに、上達していきました。
順序① まずは、シートをお尻の下に引きます。
(ちょっと写真は見にくいですが、 オレンジ色のシートです)
順序② 車椅子を傾けると、すーっと奥に座れますよ。