21.12.09
第15回 立志式
2021年11月19日(金)13:30~『第15回 立志式』が執り行われました。
立志式……戴帽式とも呼ばれますが、当校は文字の如く“志を立てる式”としています。
本格的に実習が始まる前の2年生30名が式典に臨みました。
男子はポケットチーフ、女子はナーススキャップを戴き、手にしたろうそくにナイチンゲール像の灯火をともして、看護の道へ進む決意を新たにしました。
ナイチンゲール誓詞の後、『戴帽生誓いの言葉』
私たちは 生命の大切さを学び
責任と自覚を持ち 何事にも誠実に向き合います
私たちは 信頼される確かな技術と知識を身につけ
人々に寄り添い 笑顔に繋がる看護を目指します
私たち30人の仲間は 互いを思いやり
そして 高め合う関係を築き 看護の道を進むことを誓います
3年生からの「お祝いの言葉」そして1年生からの「花束贈呈」と続きます。
立志式を終えた学生は………今、
- 看護の道を進むと立志式で誓ってから、さらに頑張ろうという気持ちが高まりました。専門分野Ⅱ実習が1月から始まるのだという自覚がさらに出て、実習に向けて突き進んでいきたいと思います。
- 立志式でみんなと考えた誓いの言葉を言って、これからの学校生活や実習、勉強において少し気が引き締まりました。3年生の先輩の言葉を聞いて1年後の自分はこんなに成長することができるかなと思ったし、こうなりたいと思いました。
- さらに看護師になりたいという思いが強くなりました。患者さんとその家族の笑顔に繋がる看護ができるように、日頃からの授業に真剣に取り組んでいきたいです。
などの声が聞かれました。
“気持ちを新たに頑張る!”という学生の声に、私たち教員は全力で支援していきたいと思います。
21.12.09
医療的ケアⅡ ~経管栄養~
介護2021年度 第23号
介護福祉士も医療的ケアの "経管栄養″ と "喀痰吸引″ を行います。
今日は医療的ケアのうちの〝経管栄養″について学びました。
経管栄養とは、口から食事をとることができない、あるいは摂取が不十分な人の胃や小腸にチューブを挿入し栄養や水分を取り込む方法です。
まずは消化器系のしくみと働きから学び、経管栄養の方法から感染対策、リスク管理まで、さらには利用者や家族の気持ちについて学習しています。
まずはマネキン人形で演習の準備をします。
経管栄養の演習準備をしています
次は経管栄養の栄養剤の準備です。
栄養剤の注入速度:滴下(てきか)速度は安全のためにも重要です。
注入速度が速すぎると下痢を起こしたりします。
実際にマネキン人形の鼻から栄養剤を入れるので、管でバケツに排出します。
【 学生の声 】
◇ 経管栄養の演習を終えて
- ・方法が分かるとやる喜びがある。
- ・難しいけどやりがいがある。
- ・清潔・不潔の区別が難しい。
- ・医療職の大切さがわかった。
◇ 演習を経験する中で
- 友達同士で一人一人できないところを教え合い、助け合いながら、みんなでレベルアップしている!!
21.12.09
KUROBEアクアフェアリーズ ホームゲームの運営サポート
12月4日(土)、5日(日)、黒部市総合体育センターで2021-2022 VリーグDIVISION1 (WOMEN)のKUROBEアクアフェアリーズホームゲームが行われ、当校の学生が運営スタッフとして参加してきました。
チームは、両日とも勝利し、選手たちと勝利の感激を分かち合いました。
試合前の準備やウォーミングアップ、テーピング、セット間の調整など、貴重な場面も目にすることができました。
学校での学習意欲向上のきっかけになってくれれば幸いです。
チーム、選手の皆様、貴重な体験をありがとうございました!
馬橋選手(No.3)
21.11.29
滑川市の新型コロナワクチン集団接種に協力しました
滑川市民会館大ホールで行われた滑川市の新型コロナワクチン集団接種では、市民健康センター職員をはじめ市職員の他、市内の医療機関から医師・薬剤師・看護師が集団接種に携わっており、当校看護学科の教員も看護師として協力しました。
≪ キラリン・ピッカの画像提供:滑川市より ≫
①受付
②予診(保健師・看護師)
③問診(医師)
④接種(看護師)
⑤観察(保健師・看護師)
⑥接種済証を受け取り終了
という流れです。
ステージ上にあるパーテーションの後ろでは、薬剤師が薬液の充填をしています。
薬剤師は接種に来られた住民と直接かかわりませんが、私たちよりも早い時間から準備に取り組んでおられました。
私たちは、④接種と⑤観察を担当しました。
事前に、厚生労働省の新型コロナワクチン接種に従事する医療従事者向けの手引き・動画によりアナフィラキシー反応や注射手技について学習しました。
今までに採血や注射で気分が悪くなった経験のある方や1回目接種後の観察中にめまいなどの症状があった方は、ベッドに横になってもらい実施しました。
海外(ベトナム)からの技能実習生も接種に来ておられました。
日本語があまり得意でない方には、準備されていたベトナム語の質問版を使ったり身振り手振りで確認して接種しました。
滑川市では市民の感染予防のため、滑川市に住民票がない技能実習生などで市内に勤務されている方への接種も実施されていました。
「今日、風呂に入ってもいいけ?」
「解熱剤はいつ飲めばいいけ?」
「副反応はいつ頃からでるかね?」
「あんたたち、どこから来とられるがけ?」
と質問されたり、
「1回目の時も注射していただきました。」
「ありがとう!」
という言葉をかけていただいたりしました。
3回目の接種でも是非協力させていただきたいと思っています。
21.11.24
生活支援技術Ⅱ「洗髪」
介護2021年度 第22号
1年生の洗髪演習では、浴室での入浴が困難な方に寝たままで頭を洗う方法を学びました。
在宅介護でもできるようバスタオルと大きな袋でケリーパッド(頭の下に敷き布団を汚さないようにする)を作るところから実践しました。
まずは、被介護者に洗髪をする旨を伝え、気分や体調を確認してから行っていきます。
かけ湯をしてから洗い始めますが、他人の頭を洗った経験がないためどのくらいお湯をかけていいのか、すべてがドキドキの連続です。
頭皮を傷つけないように指の腹で丁寧に洗います。
頭を洗ったお湯はバケツに入るようにして汚れないように工夫しています。
ペットボトルでお湯をかけるのが湯量もちょうどよくてやりやすいです。
【 頭皮を洗うモデルになった学生の感想 】
きれいになるのかドキドキしましたが、思ったよりもすっきりし、
頭皮のマッサージ加減もソフトで気持ち良かったです。
21.11.08
【理学療法学】校内紹介動画を公開しました!
21.11.08
介護の日フェスティバルに参加!!
介護2021年度 第21号
11月11日の「介護の日」を前に、富山市の商業施設ファボーレでキャンペーン活動が3日(水)に行われました。
いい日、いい日介護の日 in とやま2021
介護の日フェスティバル
~ 咲かせよう笑顔の花、つなげよう未来の介護へ ~
このサブタイトルは当学科の2年生が考案したもので、介護の日実行委員会会長より表彰状をいただきました。
残念なことに新型コロナウイルス感染対策として当日会場での表彰はかないませんでしたが、事前に学校で表彰式を行い、会場であるファボーレ『太陽の広場』の大スクリーンでその時の様子が映し出されました。
会場には学校案内のブースが設けられ、奥野学科長が 学校の紹介を行ったり、学生が作成した”もこもこアート“を希望者に配布しました。
富山医療福祉専門学校のブース
また、ステージ発表では学生による手話ソング〝輪になって踊ろう″ を披露しました。
こちらも感染対策のため学校からオンラインによる生中継で行いました。
初めて手話をする学生も多く覚えるのに時間がかかりましたが、この日に向け全員で何度も練習しました。
LIVE中継は大盛況に終わり、学生たちはホッとした様子でした。
21.10.25
生活支援技術Ⅱの実技試験に向けて
介護2021年度 第20号
1年次の通年科目「生活支援技術Ⅱ」では、前期に“移動の介助”、“身じたくの介助”、“食事の介護”について学習します。
4月からの5か月間にわたる学習の集大成として、今月中に技術試験を実施します。
まずは合格基準の60点を取ることを目標に、さらには1点でも高い点が取れるように、ひたすら練習しています。
制限時間も決まっているので、いかに手際よくするかがポイントです。
今回は技術試験に向けての練習風景を紹介します。
まずは挨拶から。
視線を合わせるためにしゃがんで挨拶をします。
ベッドが低すぎるとご本人が立ち上がりにくいので適切な高さにします。
介護者の基本姿勢は‶自立支援 ″で、ご本人にできるだけやってもらいながら、それでいて負担になりすぎないように気配りします。
◇ 起き上がりの介助
対象者、介助者ともに負担が少なくすむように‶てこの原理″を利用します。
手の当て方も痛みにならないように注意します。
◇ 着替えの介助
介助者の性別が異なる場合にはタオルで隠す配慮をします。
◇ 歩行の介助
杖をついて歩いてきた後、安全に座れるように支援します。
練習をしながら、足りないところは友達同士アドバイスをします。
◇ 車椅子の安全チェック
ブレーキのチェック中
21.10.15
レクリエーション活動
介護2021年度 第19号
介護福祉士の業務には対象者とのレクリエーション活動があります。
コミュニケーションを深めたり、楽しみながら脳や身体機能を活性化させる効果が期待できることから、レクリエーションは、対象者の心と身体を元気にする大切な活動として福祉現場や地域の活動に取り入れられています。
当学科では2年次の前期15回に分けて ”レクリエーション技術“ を学び、後期の実習で実際にレクリエーションを実施しています。
今日は ”レクリエーション技術“ を発表する日でした。
この日に向け、グループに分かれ計画を立て準備を進めてきました。
レクリエーションを成功させるため、念入りに準備をしている様子です。
興味を持ちやすいように彩りも考えています。
全身を使った体操です。みんなで行い ‶一体感″ を高めます。
座ったままできる‶ボール送り″です。新聞紙を利用してボールを作りました。
大きいボールを使った ‶ボウリング″ です。
体を大きく動かすので、倒れないようバランスが必要です。
友達が考えたレクリエーションに参加して、笑ったりゲームに苦戦したり楽しく過ごせました。
秋の実習では、このレクリエーションを対象者の方々と一緒に楽しめることにワクワクしています!