News & Topics

HOME > News & Topics

News & Topicsの一覧です。

20.10.01

【理学療法学科 保護者の皆様へ】お知らせ

長期化する新型コロナウイルス感染防止における当学科の後期授業の方針について、保護者の皆様へお知らせを掲載しました。以下のリンクをクリックすると拡大してご覧いただけます。


 ⇒ 新型コロナウイルス感染防止における当学科の後期授業の方針について 〔PDFファイル〕

20.09.23

1年生 初めての臨地実習

コロナ禍で、今年は実習にも大きな影響がありました。

4月からの約2か月間、1年生は予定していた実習が延期となり、3年生は遠隔や分散登校での課題実習に取り組みました。

6月後半からは3年生の臨地実習が再開されましたが、コロナがまだ収束に至らず細心の注意を払いながら臨みました。残すところ2クールとなりましたが、最後まで全力で取り組んで貰いたいと思います。

 

一方、1年生は8月20日~21日の2日間、県東部の総合病院4か所に分かれ、延期していた初めての臨地実習(基礎看護学Ⅰ実習)に臨みました。

実習目的は、「医療を受ける対象を取り巻く環境、必要とされる看護は何かを理解し、看護実践に必要な基礎的知識・技術・態度を習得する」です。

 

 「病院とはどんなところ?」

 「患者さんはどんな気持ちで、どんなふうに過ごしているのか?」

 「看護師はどのように患者さんと関わっているのか?」    などなど

 

未来の自分の姿を思い描きながら、臨地ならではの学びを得ようと懸命に指導看護師の後を追う学生でしたが、そのスピードには付いていけなかったようです。


無事に臨地実習を終え、週明けは学内で実習のまとめをしました。

 

     「これでいいかな?!」

 

 

 

 

1. 病院・病棟の役割と機能および構造

2. 患者の入院生活の実際

3. 看護活動の実際

 

についてまとめました。


最後に、グループごとに実習のまとめを発表しました。

「私たちが実習させて頂いた病棟では………」発表時間は7分!緊張します!

 

学生の声

・患者さんの一番身近にいる看護師の存在は、患者さんにとって大きいものだと実感した。

・病棟には、患者さんを守るための機能が備わっていると実感した。

・看護師は患者さんのことを常に考えていると感じた。

・患者さんに声をかけながら表情を伺いながら、援助を実施していた。

・挨拶から始まるコミュニケーションは、看護師と患者間の信頼関係を構築するうえで大切なこと

 だと感じた。

・新型コロナウイルスの影響で面会が制限され、患者さん・ご家族共に寂しさを感じていた。

 そのため、ベッドの側に家族写真を置き、少しでも淋しさを減らしてもらおうと工夫されていた。

 

素直な学びがたくさんありました。

今の気持ちを忘れずに次のステップに進んでください。

 

 

20.09.17

2年生 母性看護学の演習

看護学科では、6月からの分散登校を経て、9月から全学年が全日対面授業を再開しました。

それに伴い、遠隔授業ではできなかった演習も実施できるようになりました。

母性看護学方法論Ⅰ(正常妊産婦・新生児の看護)の授業も、4月の開講から遠隔授業で進めてきましたが、9月に入り3回の演習を行いました。


妊婦体験

妊婦体験ジャケットを装着し、お腹のでっぱりや重さを体験!!

      男子学生も体験しました。

 

 

 

           お風呂やトイレも体験!!

 

学生の感想

・想像以上の重さで、無意識にお腹を支えていた。

・お腹が重くてあおむけで寝ることができなかった。

・スーパーなどで見かける妊婦さんが背中をそって足を開いて歩いている気持ちがよくわかった。

・浴槽やトイレでは、手すりがなかったら、立ち上がるのが大変だった。


レオポルド触診法(妊婦の腹部の触診)

 

ママさん学生の言葉

 

「妊娠中、どうしてこんな触り方をするのだろうと思っていた。赤ちゃんの状態を説明しながら診察すると妊婦さんはうれしいと思う」


妊婦体操・分娩時の呼吸法

学生の感想

・妊婦体操をすると「無事に出産するぞ」という気持ちになった。

・分娩の復習をしてから、呼吸法をしました。

・呼吸法をやってみて、まだふんわりとしているけど少しイメージ出来た。

・いきむときは、声を出すと力が抜けてしまうこと、目をつむってしまうと孤独感や恐怖心を感じ

 るし、赤ちゃんの顔も見れなくなるとわかった。

・旦那さんの手助けがあると、出産を二人で乗り切った感があり、その後の親役割の獲得もうまく

 進むと思った。


新生児の沐浴

今年は、密集しないように、2カ所で教員がデモンストレーションを行いました。

立っても座ってもできます!

遠隔授業のカメラ越しに赤ちゃんの支え方を学び、イメージトレーニングはバッチリです。

支える手は肝心よ!!

学生の感想

・妊婦体操、沐浴を通して改めて母親に感謝できた!

・沐浴が印象に残った。母親の大変さを知ることができた。

・先生のデモンストレーションをみていた時は出来そうな気がしたけれど、やってみると難し

 かった。

・演習で赤ちゃんを扱った時、自分なりにシミュレーションしていたが、上手く動けなかった。

 実習までに手順を頭に入れて取り組んでいきます。


身長・体重測定

身長と体重測定もしました。

 

学生の感想

測定により、赤ちゃんの成長が目に見えてわかるので、正確にできるようになりたい。


最後に、担当教員から一言。

ほとんどが遠隔での授業でしたが、3回の演習の学生の様子から「伝わった」と感じました。

まだまだコロナの影響があり、実習での制約があるかもしれませんが、実習が楽しみです。

 

20.09.07

新型コロナウイルスによる医療福祉従事者への差別や偏見について

テレビや新聞などのマスメディアにおいて、医療福祉従事者へのコロナ差別について毎日のように取り上げられています。

そこで、1年生の科目「人間の理解」において、「医療福祉従事者への新型コロナウイルス(以下、コロナ)の差別、偏見について考える」の講義を行い、「なぜコロナ差別が起きるのか」、「私たちにできることは何か」などコロナ差別について考えました。

 

はじめに、社会における医療福祉従事者へのコロナ差別の現状について説明しました。次に、学生間で「自分が差別を受ける立場だったらどう考えるか」「介護福祉士としてのあるべき行動とは」について、話し合いました。

 

 

医療福祉従事者本人やその家族の思いについて話し合うと、学生から「差別を受けるのは怖い」「家族も差別を受けることを考えると仕事をやめてほしい」など差別に恐れる意見がある一方、「コロナに感染した高齢者や、障がい者の生活を一生懸命支援している」「目の前の利用者を支えている」など医療福祉従事者の立場から専門職としての思いや役割を考える意見も挙がりました。

 

また、「これから自分にできること」のテーマについては、「正しい情報と嘘の情報を見極める」「感謝を医療福祉従事者に伝える」「募金活動をする」「自分自身が感染しないように感染予防を徹底する」など自分たちにできる活動についての意見が多数ありました。

 

介護福祉士の卵たちには、コロナ禍に対して、どのように考えて行動するべきかを考える貴重な時間になったようです。

20.08.26

2020年度 学園祭「大福祭」開催中止のお知らせ

毎年、9月に実施している本校の学園祭「大福祭」につきまして、新型コロナウイルス感染拡大防止およびご来場くださる皆様と学生の安全に配慮し、今年度は開催中止といたしました。

 

ご来場を楽しみにされていた皆様、ご協力いただいております皆様には大変心苦しい限りですが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

 

 

20.08.19

8/6 オンライン体験入学会開催

今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンライン体験入学会を開催しました。初のオンライン開催ということで、練習を重ねて臨み、本番はいつも以上に緊張した時間となりましたが、無事に終えることができ安堵しております。

 

ご参加いただいた22名の皆さん、途中スムーズに行かずお聞き苦しい点もあったかと思いますが、最後まで真剣に聞いてくださってありがとうございました。

 

今回のオンライン体験入学会では、教職員だけでなく当学科の2年生も協力してくれました。

自分たちが通う学校はどのような学校で、どんな学生生活を送っているのか、そのことを伝える難しさを感じながら、何日も前から夏休み返上で一生懸命に準備や練習に取り組んでいました。

試行錯誤の結果、学生ならではの視点と親しみやすい雰囲気で、当日はとてもよい紹介になったと思います。


 協力学生の声

初めてのことで緊張したが貴重な体験ができ、仲間と協力して出来たのが良かった。

自分たちの後輩となる人が入学してくれるかと思うと、嬉しくなって頑張れた。


 

最後に、当日の様子を紹介します。

ミニ講義『ナイチンゲールの生涯』  

学生による学科紹介 キャンパスツアー:教室前 模型の説明

演習コーナー:母性

演習コーナー:ガウンテクニック

在校生との懇談会

参加者からは、「みなさんは看護学生としてどんなことにやりがいを感じていますか?」「アルバイトは可能でしょうか?」などの質問がでていました。


 

20.08.19

卒業生インタビュー!

2020年3月に卒業した22期生。4月に就職して5カ月が過ぎようとしています。

コロナ禍で大変な時期ですが、卒業生に現在の様子をインタビューしてきました。



  社会福祉法人 新川老人福祉会

  特別養護老人ホーム 新川ヴィーラ 勤務

  グエン・ドゥック・マンさん

 

「先生、お久しぶりです。会いたかったです。」  

と顔を合わせるなり、発音よく、はっきりとした口調で挨拶をしてくれました。

 

学生時代は日本語がうまく話せず、何度も挫けそうになっていたマンさんでしたが、そんな苦労も遠い過去のように思える程の上達ぶりでした。

 

現在の様子を聞いてみると、先日、受け持ち利用者のアセスメントをカンファレンスで発表したとのことでした。マンさんは「とても大変でした。」と言っていましたが、演習や実習での「観察力」は素晴らしく、よく利用者のことを観察していましたので、私たち教員は、自信をもって送り出すことができました。

 

また「介護の仕事は、とてもよいです。幸せです。」と答え、コロナの影響で直接仕事をしている姿を見ることはできませんでしたが、楽しく働くことができている様子でした。

 

「利用者さんが、いつも元気でいるから嬉しいです。そして、自分が祖父や祖母、父母を介護できる技術を持つことができてよかったです。」と笑顔で語ってくれました。

 

20.08.06

新型コロナウイルス感染症 対応フローチャート

当校では、新型コロナウイルス感染症を発症した場合や濃厚接触者になった場合、または感染の疑いがある場合の対応フローチャートを作成しました。上記に該当する場合は、対応フローチャートを確認して、それに従ってください。

対応フローチャートは、『在校生の皆さんへ』のページからダウンロードできます。


 ⇒ 在校生の皆さんへ

 

 

20.07.31

学生の夏季休業

1年生は7/28~、2年生は7/22~、3年生は臨地実習・国家試験に向けての特別講義を終えた後8/10~夏季休業となります。休業前はコロナ禍の影響で例年のように学習がままならない状況ながら、実習や技術演習に頑張っている学生たちの姿が印象的でした。


 顔にかからないように、そーっと……

 

 

 橈骨動脈を触知
「うっ!!減圧ネジが回らない!!」
送気球は正しく持ちましょう
 ウオッシュクロス

自分の手になじむように巻き、患者さんの身体を拭きます。

 小児看護学実習

コロナ禍で保育園実習ができなかった学生が、

学内で創作しました。


看護学科の様子が少しでも伝われば幸いです。

これからも学生の様子をお届けします!!


 

8/6(木)14:00~15:00 看護学科オンライン体験入学会を開催します。

教員・学生がタッグを組んで、学科紹介やミニ講義、映像でのキャンパスツアーなど、対面での体験入学と遜色ないプログラムを予定しています。お気軽にご参加ください!!

要予約となっていますので、お申し込み方法など詳しくは開催要項のページをご覧ください。

20.07.28

卒業生より(2)大学院への進学

初めまして!

富山大学大学院 人間発達科学研究科2年の新 千奈です。私の進路について興味を持ってくださり、ありがとうございます。

 

私は2015年に20期生として「富山医療福祉専門学校 理学療法学科」に入学し、2019年に卒業しました。理学療法士の養成校では、卒業後、ほとんどの学生が医療・福祉施設などに就職しますが、私は、「大学院への進学」と言う道を選びました。きっかけは、2つあります。1つ目は「スポーツ分野に興味があったこと」、2つ目は「卒業研究で現役の大学生バレーボール選手を対象に研究した際に、大学へ行き、スポーツについて学ぶことができる場所を見つけたこと」です。

 

富山医療福祉専門学校の理学療法学科で担任をして頂いた中村先生の紹介で、この富山大学との接点が生まれました。そのお陰で、富山大学の学生を対象にした研究ができ、富山大学院進学の道が開けました。私は、富山医療福祉専門学校に進んで本当に良かったと思っています!

 

【大学院ってどんなとこ?】

私は、「人間発達科学研究科 発達環境専攻 スポーツ医学研究室」に所属しています。「研究」「研究室」と聞くと、堅く難しそうなイメージが強いかと思いますが(私もそうでした)、そんなことはありません。研究しながら、自分の興味のある分野について知識を深め、経験を積むことのできるチャンスだと感じています。あっという間の2年間です。

実際私は、<地域スポーツ領域>を中心に勉強しています。授業は「スポーツ医学」「スポーツマネジメント」「スポーツバイオメカニクス」「スポーツ文化史」「コーチ学」「運動指導法」「健康システム」「食環境学」など、様々な分野からスポーツについての勉強ができます。そのほかには、「生涯学習」「発達心理学」「障害児コミュニケーション」など他の領域を専攻している大学院生とともに学習できる授業もあります。

 

【刺激と新しい出会い・発見が溢れている場所!!】

大学院の同期は、「現職の教員」「工業大学出身者」「教員志望の院生」「学童保育の経営者」「中国人留学生」「体育大学出身者」「教育学部出身者」がいます。1人1人が様々な背景を持ち、興味のある分野や専門領域が異なるメンバーが集まっています。同じ話題についても捉え方や気になる視点が異なり、ものの見方や考え方に多くの刺激をもらっています!

 

そして大学院で得た最大の財産は、「人との出会い」です。これまで関わることのなかった職種の方や県内外の大学生、様々な専門領域の教授、自分が興味のある業界の先輩方等々、とてもたくさんの方との出会いがありました。新しい出会いがあり、新しい環境に身を置き、新しいことを創っていく楽しさと喜びを何度も感じることできました。「人との出会い」がわたしの大学院生活をとても楽しく豊かなものにしてくれました。一生の宝物です。

 

【実際の活動】

大学院での「新しい出会い」をきっかけに、実際に行ってきた活動をご紹介します。

 

①「病院ビューイング」:病院で入院患者様やそのご家族を対象にした、プロスポーツの試合観戦

 

 

 

②プロサッカー選手プレゼンツ「ボールあそび教室」のメインコーチ

 

皆さん、最後まで読んでくださりありがとうございました!

「大学院」に興味は湧きましたか?(笑) なかなかイメージが湧きにくいかなとは思いますが、卒業後の道について1つの参考になれれば嬉しいです。

 

私は、富山医療福祉専門学校に入学し、この進学先を見つけることができた環境にとても感謝しています。「自分は何がしたいのか?」「どんな理学療法士になりたいのか?」「理学療法士として何がしたいのか?」などたくさん悩んで決めて行ってください!応援しています!!!

 

富山大学大学院 人間発達科学研究科2年 新 千奈

 

News & Topics