18.03.16
卒業記念特別講義
2月17日(日)に看護師国家試験を終えた3年生は、残り少ない学生生活を有意義に過ごしました。
中でも卒業記念特別講義では、看護師の先輩方をお招きし、4月からの病院勤務を見据えた学びの時間を設けました。
富山県看護協会会長 大井 きよみ様からは『富山県の看護の動向とこれからの看護師に求められること』についてご講義いただきました。
富山県立中央病院 がん看護専門看護師 竹中 健様からは『がん患者とその家族の支援』について、
済生会富山病院 副看護部長で感染漢語認定看護師の千田 昌代様からは『感染予防管理システム』について、それぞれの専門分野についてご講義いただきました。
4月からいよいよ第一線で働くことになる3年生にとって、大変興味深い講義になったことでしょう。
18.03.07
入学予定者を対象とした特別講義と先輩との意見交換
18.02.28
臨床力が身につくオスキー(OSCE)とは?
理学療法学科2年生は後期末の実技試験として、また3年生は臨床実習後の技術確認として1月~2月にかけて実技試験を実施しました。オスキー(OSCE)とは客観的臨床能力試験といって、実際の臨床場面を想定して模擬患者さんに理学療法を実施する実技試験になります。学生にとっては緊張する試験にもなりますが、日頃の学習の成果が発揮される場になります。
実技では対象者の方への挨拶、自己紹介、これから行うことの説明から始まり実際の評価や治療を行います。2~3名の理学療法学科の教員が採点します。学生は事前に繰り返し練習して臨みますので、そこで臨床での実践力が養われます。これらの経験を経て学生は次のステップに進みます。
2年生は3年次の専門技術の習得へ、3年生は4年次の臨床実習に向けて着実にレベルアップしていきます。仲間との技術確認、練習は大変だったと思いますが仲間との絆も強くなったことと思います。
18.02.06
高齢者疑似体験〔1年生:老年看護学概論〕
18.02.06
作業療法学科・4学科合同の学習交流会レポート
1月17日に、富山市にある「まちなか診療所」の三浦先生をお招きして開催された学習交流会の模様をお伝えいたします!
当校には作業療法士、理学療法士、看護師、介護福祉士の資格取得が目指せる4つの学科が設けられています。学習交流会は、その特徴を生かし、一人の対象者に各職種が共通の目標にむかって支援する、多職種連携を全学科合同で学ぶ当校ならではの行事です。
作業療法士は、たとえ障がいが残存する、あるいは機能低下が予想される状況でもその方の大切な作業が継続できるよう、生活をredesign(リデザイン=再構築)することを支援します。そのためには、対象者の失われた機能だけではなく生活背景や環境、人間関係、そして強みを深く知ることが大切であると、作業療法学科の学生もあらためて気が付けたようです。
「人は作業を通じて自己を形成する」と、アメリカ・カリフォルニア大学の作業療法士であるFlorence Clark氏は述べています。まさしく、作業療法学科の学生にとっても、この学習交流会が自己を形成する作業であったのではないでしょうか。また、職業アイデンティティ(自分は何をする職種であるのか)が確立されることで、他職種への尊敬の気持ちを育てることにもつながったと思います。
模擬事例について一生懸命評価し、得た知識を積極的に引き出し、意見を述べている姿がとても頼もしく見えました。
各職種の卵である学生からの発表を熱心に聞いています。
三浦先生も温かく見守ってくださいました。
各グループが作成したワークシートをみることで、様々な視点に気が付くことができます。
18.01.25
手話サークル
本校に手話サークルが発足し、第1回目のサークルが12月15日(金)に開かれました。
介護福祉学科では、これまでも2年生の授業で手話を学んだり、1年生は毎年11月に行われる「介護の日フェスティバル」で手話コーラスを披露するなど、開設当初から積極的に手話を取り入れてきました。そんな中、「楽しく学んでいける場をつくりたい」との声が挙がり、学科の垣根を越えて手話に興味がある人を募って手話サークルを立ち上げることになりました。
本格活動は年明けからの予定で、聴覚障がいのある方との交流や講師の先生からのご指導なども予定しております。毎月第1・第3金曜日が活動日です。全学科・全学年を対象としておりますので、興味のある方はぜひ参加してみてください。
18.01.15
卒業生リレー(4)
前回の8期生 高瀬 悠貴(たかせ ゆうき)さんからのリレーを受け取ったのは、滑川市にあるグループホームほたるの里に勤務されている10期生 池亀 利紗(いけがめ りさ)さんです。
グループホームほたるの里での仕事
グループホームほたるの里では、介護福祉士として入居者(認知症高齢者)の生活支援をされています。入居者の方々は、認知症や加齢・病気による体の不自由に伴い入浴動作や食事動作など難しくなったり、生活への不安や憤りを感じることがあります。
池亀さんは、身体面の支援だけでなく、精神面の支援もされておられます。また、入居者一人ひとりが家庭的な環境の中で、掃除や洗濯、食事の準備、針仕事など得意なことを活かせるような機会を提供し、安心・イキイキとした生活につながるように支援されているそうです。
介護の魅力を実感
介護の仕事をして改めて介護の魅力を感じることが多いそうです。池亀さんは、「介護の仕事は、利用者を支える印象が強いけれど、むしろ私たち介護する側も支えられていることが多くあります。先日も、私が悩んで落ち込んでいると入居者さんが寄り添ってこられて『どうしたの、大丈夫』と優しく声をかけてくださいました。」と述べておられます。
また、「入居者の方々とともに生活を送る中で、入居者のできること、得意なことなど新たな発見があり、毎日が新鮮で楽しい」と言っておられ、介護の魅力を日々実感されておられるようです。
プライベートの充実
一方、プライベートでは、音楽が大好き(特にロックバンドbacknumber)で、休暇に合わせて県外までライブを観に行かれるそうです。また、本学科の同級生とランチに行き、近況報告など親交を深め、仕事と休暇ともに楽しく充実した日々を送っておられるようです。
<入居者と一緒にごぼうのささがき中>
<一緒に家の中を散歩>