19.07.18
第3回ジュニアティーボール富山県選手権大会兼交流大会で公開セミナー開催
19.07.18
2年生の評価学Ⅱ講義風景
当学科では、2年次に「評価学Ⅱ」の科目があります。
「評価」とは、様々な検査・測定から得られた結果をもとに、対象者(患者さん)の持つ障害について、統合・解釈することです。つまり、検査・測定の技術、得られた結果を統合・解釈する思考を学習する科目です。当学科の「評価学」は、ジャンルごとにⅠ~Ⅴまであります。
この日の講義では、空き時間だった3年生がフォローに入ってくれました。実習を控えた3年生にとっては、技術確認ができるいい機会になり、2年生にとってはマンツーマンで先輩がついて学習できるので細かな練習ができます。お互いの学習効果が高まる取り組みだと思います。
当校では1期生から24期生まで脈々と、「先輩が後輩の面倒をみて、また自らが成長する」という伝統を受け継いできました。これからも大事にしていきたいと思います。
19.07.04
作業治療学Ⅱ(身体障害領域 中枢性疾患)の授業の様子
身体障害領域の『作業治療学Ⅱ』の講義風景をお伝えします。
この科目では、脳卒中(脳の血管が詰まったり破れたりする病気)で半身がまひ(体の半分が動きにくい、または動かなくなる)した場合に、腕や手の回復方法を学んでいます。
この日は「半身まひの方に寄り添おう」のテーマで障害について考えました。具体的には「まひした腕に三角巾をつける」「半身まひを体験する」です。
まひして動かなくなった腕は重さで肩から外れそうになり、痛みが出たりします。
その予防に三角巾を使用します。そのつけ方の練習中です。骨折とはやり方が異なり、なかなか苦労しています。
次に、少しでも対象者の方に寄り添えるようにと半身のまひとなり、杖を使って歩いてみました。実際に重りをつけて、まひした腕や足の重さを体験し、いかに大変かを感じました。
19.07.01
【受付終了】公開講座参加者募集中!
※7/5(金) 募集定員に達したため、公開講座の受付は終了しました。
当校では、夏休みに公開講座「ものづくり体験教室」を開催します!
今年度はタイルモザイクと革細工の2コースを企画しています。
小学生以上の方(4年生までは保護者同伴)ならどなたでもご参加いただけますのでぜひご参加ください。
【 ものづくり体験 作品見本 】
Aコース:タイルモザイク(コースター) Bコース①:革細工(キーホルダー) Bコース②:革細工(小物入れ)
※定員に達したため受付終了 ※定員に達したため受付終了 ※定員に達したため受付終了
公開講座開催要項
公開講座の日程や参加費など詳細については、下記のチラシをご覧ください。
クリックすると拡大してご覧いただけます。〔PDFファイル〕
公開講座お申し込み方法
※公開講座のお申し込みは締め切りました。
お問い合わせ先
お問い合わせは、下記までご連絡ください。
富山医療福祉専門学校 作業療法学科
TEL: 076-476-0001(代)
(電話受付時間 月~金 8:30~17:00)
19.06.20
避難訓練
6月17日(月)、避難訓練を行いました。
当初は6月11日(火)の予定でしたが、雨天延期になったことから今回は消火訓練はせず避難訓練のみの実施となりました。
今回は、看護学科棟2F実習室から出火したという設定で、隣のスポーツ・健康の森公園エントランス広場まで避難しました。
全員避難したところで、最後に学校長から講評がありました。
どの学科も教員の誘導に従いスムーズに避難ができたこと、火災だけでなく地震や津波などの災害も想定した訓練も実施していかなければならない旨のお話がありました。
また、今回は学生としての参加でしたが、病院等で働き始めたら職員として患者さん方を誘導する立場になるため、高い意識を持って臨んでほしいともお話しされました。
19.06.20
作業療法評価法Ⅲ(発達障害領域)授業の様子
発達障害領域『作業療法評価法』の授業風景をお伝えします。
この日は『視覚機能の評価法』でした。
視覚機能の中でも重要な「視覚定位(=見たいものに顔を向ける)」「注視(=見続ける)」「追視(=動いているものを目で追う)」「注視点移行(=今見ているものから別なものに視点を移す)」「輻輳(ふくそう=前方中央にあるものを見る時、両眼が鼻側に寄る)」などの検査法を学習しました。
視覚機能の発達遅滞(発達の遅れ)があるとうまく遊べず、日常生活の自立や教科の学習などに悪影響を及ぼす恐れがあります。作業療法士はその方の視覚機能を評価し、嗜好(しこう:人の好み)や発達課題などを考慮して適切な治療・支援を行います。
特別な評価器具がなくても、身近なものや手作り品で十分評価ができますよ。
19.06.20
訪問介護実習に向けて介護技術チェック!
介護総合演習の授業では、介護実習に向けて心構えや予備知識、介護技術チェックを行います。
今度の介護実習は「訪問介護」です。
訪問介護とは、住み慣れた自宅で生活する利用者さんの支援を行う介護です。
訪問介護に必要な技術を、いくつか紹介しましょう。
①訪問時の挨拶
②掃除の仕方
日本の家屋も洋風建築が増え、バリアフリーにて「畳」を使っている家が少なくなっていると考えられます。 しかし、利用者さんの住み慣れた家には、畳があると考えられますので、畳の掃除の仕方を知っていなければなりません。 ・畳の縁を踏まない ・畳の目に沿って、掃除機をかける ・掃除機は、手に持ちながら行う ・水拭きする場合は、雑巾を固く絞って拭いた後、 乾拭きをする マンさん畳の縁を踏まないようにね! |
③調理
全国の55歳以上の男女を対象にした「高齢者の健康に関する調査(2012)」で、「最期をむかえたい場所」として約5割の人が「自宅」を選んでいます。
また「配偶者に最期をむかえさせたい場所」として約6割が「自宅」を希望しています。
人は介護が必要な状態にあっても、最期は住み慣れた自宅でむかえたい、むかえさせたいと希望している現状がわかります。
参考文献:最新 介護福祉士養成講座 生活支援技術Ⅲより
皆さんの大切な人が、病気や障がいで介護が必要になった時、皆さんは何ができますか?
私たちと一緒に介護について考えてみませんか?
19.06.10
介護の基本Ⅱ~地域で生活する人を理解しよう!~
介護福祉士は、病気や障がいにより自分らしい生活が困難な赤ちゃんから高齢者、そして、その家族を支援します。
自分らしい生活の支援には、これら介護を必要とする人の個別性を理解することが大切です。
その中の1つに、その人が生活している地域を知ることが挙げられます。
1年次「介護の基本Ⅱ」の授業では、グループ別に各地域について調べ、それぞれ発表しました。
それでは、その様子を見てみましょう。
今回は、3グループに分かれて、富山・沖縄・モンゴルについて調べて発表しました。
1グループ目の発表は、富山県です。
私たちが住んでいる富山県ですが、どれだけ富山県のことを知っているでしょうか?
今年の1年生は、本校のある滑川市だけでなく、魚津市、黒部市、高岡市、砺波市など複数の地域から通学しています。
富山県内でも、「地域性」がありましたね。
2グループ目の発表は、沖縄県です。
なぜ、沖縄県を調べたのでしょうか?
富山県と比較して
・暖かい地域である。
・出生率が高い。
・観光者が多い。 などなど
富山県との違いが多い地域であると考え、調べたそうです。
気候や食べ物、言葉など富山県と多くの違いがあることを発表しました。地域によって人柄も違っていましたね。
3グループ目の発表は、モンゴルです。
今年の1年生にはモンゴルからの留学生が在籍しており、
モンゴルについて調べました。
日本の介護分野では、国際化がとても進んでいます。
これからの介護福祉士は、日本だけではなく海外の方の
「地域性」も学ぶ必要があります。
モンゴルの食事は「お肉がなければ食事ではない」
といわれるほど、お肉を食べる地域であると発表されました。
そして「女性が強い!」そうです。
地域を理解することで、その人のことを理解します。
その人のことを理解することで、その人らしさを理解します。
皆さん、その人らしさを理解できる介護福祉士になってみませんか?
「その人の為に、何が出来るか」一緒に考えていきましょう!
19.06.04
芸術-HOTARUICA-
看護学科では、専門的な学習に向けた「人間のあり方と生活の理解および専門職業人としての人格形成をめざした基礎分野」の学習が設けられています。その基礎分野の中に【芸術】という科目があります。【芸術】には滑川ならではのサブタイトル-HOTARUICA-もつけられています。
学生は、授業を通して、
H(Humanity)
O(Originality)
T(Teamwork)
A(Art)
R(Recreation)
U(Utility)
I(Innovation)
C(Creative)
A(Association)
を体験し、心豊かな人間の礎となる科目です。
芸術は➀陶芸、②文芸、③民謡と三つの内容からなっています。
陶芸では、形あるものの創造の過程を知り、それを通して自分を見つめることを学びます。
ナイチンゲールに集う
“38の看護のココロ”
文芸では、言葉によって表現された作品の解釈と鑑賞を通して人間理解を深めます。
講師は長谷川学校長
民謡では、地域の文化を知り、地域の方と共に過ごすことでコミュニティーについて考えます。
民謡の曲に合わせて歌詞も作りました。
― テーマは「愛」♥ -