19.05.24
学科内交流会~介護福祉学科の親睦を深めよう~
4月25日は『平成』最後の学科内交流会でした。
平成9年に介護福祉学科が開設されて以来、22年続く伝統行事です。
元号が『令和』に変わっても、介護福祉学科の伝統は変わりません!
この学科内交流会は、親睦を深めるだけでなく、各学年の目標を定めて行っています。
2年生は、介護福祉とレクリエーションの授業で学んだことを実践する場です。
1年生は、地域と触れ合いながら介護福祉士にとって大切な心を育てるという目標があります。
さあ、皆さん目的意識を持ちながら、親睦を深めて楽しみましょう。
今年度の研修内容は・・・
①滑川宿場街道巡りウォークラリーと俳句作り
②グループ別ランチ
③ほたるいかミュージアム見学
開催にあたり、科目担当の住田先生よりご挨拶をいただきました。
研修①のウォークラリーに出発する前に、2年生が授業で企画したリズム体操でウォーミングアップ!
小雨の降る肌寒い天気のため、温まった体が冷えないよう防寒対策をしてスタートを待ちます。
学年の垣根を越えて親睦を深めてもらおうと、1・2年生混合でチーム編成がされています。
スタート前から会話が弾んでいました。
ポイントを探して、問題を見てみると・・・
・ウォーキングコースの全長は何m?
・観客席の数は?
・避難所になっていますが、どんな機能がありますか?
などなど
続いて、こども元気広場に到着。
「遊具の土管の直径は何cmありますか?」
という問題。
皆で一生懸命に問題の答えを考えている中、
土手に何やら黒い影が・・・
「新入生の人気者」参上!!
とても楽しく和気あいあいと進んでいきました。
その後、グループ毎に俳句も作成しました。
続いて、ほたるいかミュージアムへ移動し研修②。
チームで昼食を食べた後、デザートタイム!
画像は、1・2年生の女子グループです。
介護福祉学科の親睦が深まっているようです。
研修③ ほたるいかミュージアム見学
館内を見学後、全員で記念撮影!!
笑顔がいっぱいみられました。
学校へ戻り、炭田先生から、レクリエーションについてご指導いただきました。
レクリエーション財(※)は、「森の中のリス」でした。
※レクリエーション財とは
レクリエーションを実践するときに必要となるさまざまな文化財
「おおかみが来たぞ!」
「きこりが来たぞ!」
「嵐が来たぞ!」
高齢の集団レクゲームから、インストラクターとしての指導方法を体験しました。
最後に表彰式が行われ、ウォークラリーの順位と俳句の優秀グループが発表されました。
怪我もなく無事に全てのスケジュールを終え、閉会式。
2年生のホーム長からの閉会挨拶で締めくくりました。
介護福祉士は、人間関係を大切にする職業です。
親睦を深めるにはコミュニケーションが大切であり、言葉(言語)だけでなく、運動や遊びを使ったレクリエーションは人との関係性をより深めてくれます。
今回の学科内交流会を通じて、人との関係性について多くの学びがあったことでしょう。
19.05.15
対面式
4月上旬、看護学科の全学生が集い対面式が行われました。
学生が主体的に行う行事の一つです。
入学したばかりの1年生をメインキャストに、2年生の進行のもと先輩と後輩のつながりを深めます。
1年生は、身近な存在である先輩から、新入生オリエンテーションとはまた異なった学生生活の様子を熱心に聴いていました。
2年生は、1年前の自分を重ね熱く語っていました。また、後輩ができて頼もしい先輩風をふかしていました。
3年生は、講義や実習などから得られた経験知を伝え、「大先輩」の表情でした。
過ぎていく時間とともに、学生たちも次第にアイスブレーク。
折りしも、新元号が発表され1週間目。
看護という糸で紡がれた「令和」な仲間たちの誕生です。
19.05.10
介護予防講座「にこにこサロン」で地域と交流
滑川市上梅沢町内会から地域福祉事業「介護予防講座 にこにこサロン」のご依頼を受け、4月20日(土)、同公民館にて金谷学科長が介護予防の出張講演を行いました。
今回のテーマは「介護で使うアロマ体験」で、15名(男性6名 女性9名)が参加されました。
最初に、健康茶が配られリラックスしたのち、今回のサロンで行う手浴について、プロジェクターを使ってミニ講義を行いました。
手浴の目的・効果として、次の5つが挙げられます。
①手の清潔を保つ。
②さっぱり感・爽快感があるため、体調が悪くて入浴できない場合でも満足感が得られる。
③血行が促進され身体も温まる。⇒安眠への効果がある。
④関節の拘縮がある場合は、温めて筋肉を緩めることで予防とリハビリになる。
⑤爪もやわらかくなるので、切りやすくなる。
では皆さん、やってみましょう!
男女ペアになって、手浴⇒清拭(蒸しタオル)を交替して行いました。最初は照れくさそうでしたが、演習が進むと『にこにこ』と笑い声が飛び交いました。
リラックスできる雰囲気作りに配慮し、ビブラフォンの音楽を聴きながら実施しました。
心地よい、ゆったりとした時間が流れ、リラクゼーション効果が高まったようです。
ケアする側も、心の落ち着きを感じられました。
ここで、手浴の方法をご紹介します。
ぜひやってみてください。
【準備するもの】
・タオルやバスタオル
・防水シーツ
・洗面器
・バケツ(汚水用)
・お湯(38~40℃)
・アロマ(市販のお風呂用ハーブ)
【手順】
①ぬるめのお湯(38~40℃)を洗面器に準備し、手を 入れます。(今日はラベンダー湯)
②しばらくしてから、手の甲や手のひら、指の間をきれい に洗います。
③洗面器のお湯を変えて、ひしゃくで、かけ湯をします。
④かけ湯後は、タオルで水分をしっかり拭き取りましょう。
手浴の後は、蒸しタオルで手を温め、清拭を行いました!
最後に、ハンドクリームを使って皮膚への保護と手のひらや指、手首の筋肉・関節のリハビリをして終了です。
皆さんから「気持ちいいね!」、「手が温まるわ!」という感想と『にこにこ』をいただきました。
様々な介護技術がありますが、今回はその中の一つ『手浴』を行いました。触れ合うことで、安心感を与えることができることから、臨床ではターミナルケア(終末期ケア)、重度の障がいを持つ方、認知症の方にも実施されています。
私たちは、今後もこのような形で地域に貢献するとともに、多くの方に介護に興味を持っていただけるよう普及ができればと考えております。
19.04.19
入学式
学び舎横の桜が花開き始めた4月5日金曜日。
本校の入学式が執り行われました。
参列してくださった多くの皆さまの温かい拍手に包まれて新入生が入場しました。入学生一人ひとりの名前が読み上げられ、学校長から入学許可が伝えられました。
その後、学校長から式辞、理事長の挨拶があり、来賓の皆さまを代表して、滑川市副市長 石川 忠志様からご祝辞をいただきました。
次に新入生を代表して看護学科の藤井泰誠さんが宣誓を行いました。夢と希望、そして決意を宣誓する姿に剣岳が重なりました。
続いて、理学療法学科2年 三川祐輔さんが歓迎のことばを述べました。
最初、緊張していた新入生は、入学式が進むにつれて、
次第に凛とした表情に変わっていきました。
看護学科には38名が入学しました。
これから3年の月日をかけて、花筏に乗った38名は
「看護」という大海をめざします。
19.04.19
リハビリテーション教育評価認定を受けました!
一般社団法人リハビリテーション教育評価機構による教育評価認定を受けました。
この認定評価とは、我が国におけるリハビリテーション教育施設の教育の質を保証するため、リハビリテーション教育プログラムの公正かつ適正な評価を行い、その教育施設の優れている点や課題を明らかにしたものです。審査の結果、一定の水準を満たしていると認められた教育施設に対して認定証が発行されます。
今回、評価機構からのコメントは以下の通りでした。
指導事項:すべての評価基準を満たしている。
優れた点:学年をまたいだ授業を導入し、教育成果をだしている。
今後も、富山県の理学療法を支える人材の育成に邁進していきたいと思います。皆様、宜しくお願い致します。